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連載作品・作家

あらすじ

世界が滅ぶ時、一緒に死にたい/生き残りたい人はいますか。
『バジーノイズ』の俊英が描く、終末と再生の恋——

 

2019年、3月。静岡、海沿いの街――

 

母親を亡くした過去を引きずる、高校一年生の椎良(シイラ)と、彼に片想いをする幼なじみの杏子(アンコ)。

 

いつか大きな地震が来て、この街ごと海に沈んだとしても構わないという少年と、彼と生きていくために、一緒に東京へ行こうという少女。

 

ゆるやかに続くかと思われた、生ぬるい液体に包まれたような日々。

 

“だけどあの日……椎良はあの人に出会ってしまったんです”

 

運命の出会い、走り出す恋。

 

背後に忍び寄る不穏な事件の気配も、まだ遠い、春のできごと――

 

登場人物紹介

椎良(シイラ) 

高校一年生。幼い頃に母親を亡くし、父親とは別居中。
生きる意志が希薄だが、睦美と出会い……?

杏子(アンコ)

椎良に片想いする幼なじみ。
配信で恋バナしちゃう、今どきJK。

睦美(ムツミ)

椎良が遊覧船の上で出会った、謎の女性。

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作家紹介

むつき潤

兵庫県出身。2015年、『ハッピーニューイヤー』で第76回小学館新人コミック大賞青年部門大賞を受賞しデビュー。2018年より、「週刊スピリッツ」にて『バジーノイズ』(全5巻)を連載。2022年、「オリジナル増刊」にて、新連載『ホロウフィッシュ』をスタート。

作品紹介

誰もが、“王の死”を待つ世界で。

 

〈 書籍の内容 〉

1546年――

 

肥大化した身体と、亡き父と兄の幻影に苦しめられ、誰にも理解されぬ孤独と不安に喘ぐ国王、ヘンリー8世。

 

「王妃キャサリン・パーに不貞の疑いあり」

 

政権奪取を狙う保守派層は、そんな王の心に付け入ろうと、虚偽の注進に及ぶ。

 

王家の家族再生を叶えた、罪なきキャサリン・パーの運命は。

 

“来るべき日”に備え、自らを鼓舞する王子エドワードは。

 

そして、ある夜、王として生きる者の孤独を誰より理解する“二人”が抱えることとなった秘密とは――

 

歴史が音を立てて動く、激震の第8集!!

 

〈 編集者からのおすすめ情報 〉

かの有名なイングランド王・ヘンリー8世は名君か暴君か。

 

「世界史の教科書で知ったヘンリー8世」、「王妃を次々と替えたで有名なヘンリー8世」、

 

……様々なイメージの中に存在する“確かに実在した、ひとりの男”。

 

本作の中でも、読む者に様々な感情を呼び起こさせた彼が、遂に終わりの時を迎えます。

 

その人生の意味を、判定するのは誰なのか。

 

これは、いつの世も共通する“如何にして生きるか”の物語です。

 

歴史ファンはもちろん、今を懸命に生きるすべての読者に捧げます。ぜひご注目ください!!

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