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連載作品・作家

あらすじ

「人の生き様」を浮き彫りにする
海洋冒険ロマン!!!

世界中のみなが知るコロンブスや、マゼランよりも早い時代に荒れ狂う大洋をわたり、世界を旅した男がいる。その名は、鄭和。
地球上の誰よりも早く世界を見ようとし、地球上の誰よりも純粋な好奇心で世界を見たこの男はいったい何のために生き、何を見ようとしていたのか。

中国・明の時代に実在した男・鄭和の航海記。

登場人物紹介

鄭和(ていわ)
中国・明王朝で高い立場と大きな権力を持つ宦官。
宝船艦隊の総指揮・司礼監として航海を続けている。
海のような色の瞳を持つ色目人で、幼い頃、燕王(現皇帝・永楽帝)により家族・村・信仰・“男”を奪われた。

永楽帝(えいらくてい)/朱棣(しゅてい)
明の3代目皇帝。前皇帝で甥の建文帝から皇位を奪い取った元・燕王(えんおう)。
敵と見なせば大殺戮も辞さず、暴君と恐れられている。

建文帝(けんぶんてい)/朱允炆(しゅいんぶん)
永楽帝に皇位を簒奪された、明王朝・第2代皇帝。
永楽帝に命を狙われていたが、鄭和の助けで娘と共に錫蘭(セイロン)に送り届けられる。

陳祖義(ちんそぎ)
鄭和が捕らえた、蘇門答剌の海賊の頭目。
鄭和が建文帝を匿っていたことを知るひとり。

沙姫(さき)
建文帝の実の娘。

蔡全人(さいぜんじん)
宦官で、明王朝の諜報機関“東廠(とうしょう)”の長官。
建文帝と鄭和の繋がりを探っている。

王契光(おうけいこう)
蔡全人と対をなす“西廠(せいしょう)”の長官で、宦官。
宝船艦隊に建文帝が潜んでいると疑い鄭和に襲いかかるが、返り討ちに遭い死亡。

射馬九郎(いるまくろう)
倭寇・黒市党(こくしとう)の頭。元は肥前松浦水軍の流れを汲む侍。
事情があり海賊業をしていたが、今は鄭和の航海をサポートしている。

潭太(たんた)
倭寇の少年。「生きる意志」を認められ鄭和に命を救われた。

弖名(てな)
海女で、黒市党の一員。戦闘能力が高い。

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作家紹介

星野之宣

1954/1/29生まれ。北海道出身。

▼デビュー作
『鋼鉄のクイーン』

▼代表作
『2001夜物語』『ヤマタイカ』『宗像教授伝奇考』『海帝』

▼受賞歴
1975年『はるかなる朝』で第9回手塚賞入選。『ヤマタイカ』で第23回星雲賞コミック部門、『星を継ぐもの』で第44回星雲賞コミック部門、『宗像教授異考録』で第12回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。

作品紹介

全国民の魂を揺さぶる異形な一代記!

 

〈 書籍の内容 〉

空前絶後の大ヒット中の小説『国宝』青春篇・花道篇(朝日文庫刊)のコミカライズ!

 

丹波屋の血から逃げてくて出奔した俊介。
凋落する丹波屋を背負ってきた喜久雄。
二人が再会を果たし、視線を交わす時、言葉を交わす時、あらゆるものが交差するたびに熱を帯びていく。
“熱”は生きている証だからか……

 

同じ芸道。異なる血筋。
熱を帯びる邂逅。
生き様が激しく交錯する壮大な人間ドラマです!

 

〈 編集者からのおすすめ情報 〉

国内で社会現象を巻き起こし、その動きは止まらず、世界に広がり続けています。
本作では物語の新しい側面を精緻な筆遣いで描き上げ、小説や映画とはまた異なる味わいがありますので是非お楽しみください!

 

〈 目次をみる 〉

第 二十四 話  003
第 二十五 話  021
第 二十六 話  039
第 二十七 話  057
第 二十八 話  075
第 二十九 話  097
第 三十 話   113
第 三十一 話  131

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