父親が詐欺師に嵌められて起こした無理心中で、ただ独り生き残った黒崎。彼はこの世の詐欺師を喰い尽くすため、家族を破滅させた詐欺を計画した張本人でありフィクサーと呼ばれる男・桂木から情報を買い、詐欺師を喰らう詐欺師となった――。
2003年から2013年まで「週刊ヤングサンデー」「週刊ビッグコミックスピリッツ」（小学館）で、『クロサギ』『新クロサギ』『新クロサギ完結編』と全42巻にわたって連載。
『クロサギ』連載中の2006年に山下智久主演で連続TVドラマ化、2008年に映画化もされた。第53回小学館漫画賞・一般部門受賞。そして2022年、あらたに連続TVドラマ化。
※本作は『クロサギ』『新クロサギ』の中から現代に通じる詐欺をセレクトしたものです。この『クロサギ・セレクション』に関しましては、法律関係を現行法に則って一部修正してあり、紙の単行本のみの発売となります（電子書籍の取り扱いはございません）
黒丸 原案／夏原武
昭和14年9月、第二次世界大戦が勃発！
日本は独・伊と三国同盟を締結し、米英との対立を鮮明化していく。
彼の人の平和への思いは届かず、事態は悪化の一途をたどるばかり。
対米戦争は逃れられない運命なのかーー
昭和16年9月、第6回御前会議で彼の人は、ある行動に出る！
『哭きの竜』、『月下の棋士』など「天才」を描いてきた能條純一氏が描く「昭和」という激動の時代。
なぜ太平洋戦争は起こったのか。
能條氏は、本作品を描きながら、その答えを探してきました。
物語はついに真珠湾攻撃目前に。必読の第15集です！
