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連載作品・作家

あらすじ

僕は何者でもない。僕は器に過ぎない。

──それこそが僕の強さだ。そんな想いを胸に秘め、29歳の青年、実相寺二矢はアルバイトで日々を暮らす。

 

登場人物紹介

実相寺二矢(じっそうじ・おとや)

主人公。29歳。大学時代「特撮美術研究会(特美研)」に所属。現在はアルバイト生活。

切通昌則(きりとおし・あきのり)

大学時代、実相寺が所属した「特撮美術研究会(特美研)」を主催。29歳で死去。

真理りま

大学時代、実相寺と同じ「特撮美術研究会(特美研)」に所属。現在はテカラトミー事業部勤務。

中野考文(なかの・たかふみ)

大学時代、実相寺と同じ「特撮美術研究会(特美研)」に所属。現在は神奈川県警勤務。

芹沢耀(せりざわ・よう)

大学時代、実相寺と同じ「特撮美術研究会(特美研)」に所属。現在は東京(とうけい)大ポストドクター。

成田一縷(なりた・いちる)

大学時代、実相寺と同じ「特撮美術研究会(特美研)」に所属。

 

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作家紹介

山口貴由

原稿を納めた後、久しぶりに熱が出て一日横になっていました。
週刊誌連載の頃の懐かしい疲れを感じ時間が巻き戻ったような気がしました。

 

昨日、深夜のコンビニで劇光仮面が載ったスペリオールとアイスを買って帰宅する時、この作品に賭けると覚悟を決めました。

 

全然、興味や知識のないジャンルであっても、それについて熱を持って語り合っている人がいると、不思議と耳を傾けてしまうことがあると思うし、何かが伝わると思っているので、劇光仮面はそこに一縷の望みを託してプレゼンしていこうと思います。

 

山口貴由

 

(*連載第1話、掲載誌発売後の山口氏コメントより)

作品紹介

誰もが、“王の死”を待つ世界で。

 

〈 書籍の内容 〉

1546年――

 

肥大化した身体と、亡き父と兄の幻影に苦しめられ、誰にも理解されぬ孤独と不安に喘ぐ国王、ヘンリー8世。

 

「王妃キャサリン・パーに不貞の疑いあり」

 

政権奪取を狙う保守派層は、そんな王の心に付け入ろうと、虚偽の注進に及ぶ。

 

王家の家族再生を叶えた、罪なきキャサリン・パーの運命は。

 

“来るべき日”に備え、自らを鼓舞する王子エドワードは。

 

そして、ある夜、王として生きる者の孤独を誰より理解する“二人”が抱えることとなった秘密とは――

 

歴史が音を立てて動く、激震の第8集!!

 

〈 編集者からのおすすめ情報 〉

かの有名なイングランド王・ヘンリー8世は名君か暴君か。

 

「世界史の教科書で知ったヘンリー8世」、「王妃を次々と替えたで有名なヘンリー8世」、

 

……様々なイメージの中に存在する“確かに実在した、ひとりの男”。

 

本作の中でも、読む者に様々な感情を呼び起こさせた彼が、遂に終わりの時を迎えます。

 

その人生の意味を、判定するのは誰なのか。

 

これは、いつの世も共通する“如何にして生きるか”の物語です。

 

歴史ファンはもちろん、今を懸命に生きるすべての読者に捧げます。ぜひご注目ください!!

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