水谷 緑
11/12生まれ。神奈川県出身。
▼代表作
『あたふた研修医やってます。』(KADOKAWA/メディアファクトリー)
『精神科ナースになったわけ』(イースト・プレス)
『心のナース夜野さん』(小学館)
『私だけ年を取っているみたいだ。 ヤングケアラーの再生日記』(文藝春秋)など
作家X(Twitter)アドレス
https://twitter.com/urino_kiko
誰もが、“王の死”を待つ世界で。
〈 書籍の内容 〉
1546年――
肥大化した身体と、亡き父と兄の幻影に苦しめられ、誰にも理解されぬ孤独と不安に喘ぐ国王、ヘンリー8世。
「王妃キャサリン・パーに不貞の疑いあり」
政権奪取を狙う保守派層は、そんな王の心に付け入ろうと、虚偽の注進に及ぶ。
王家の家族再生を叶えた、罪なきキャサリン・パーの運命は。
“来るべき日”に備え、自らを鼓舞する王子エドワードは。
そして、ある夜、王として生きる者の孤独を誰より理解する“二人”が抱えることとなった秘密とは――
歴史が音を立てて動く、激震の第8集!!
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
かの有名なイングランド王・ヘンリー8世は名君か暴君か。
「世界史の教科書で知ったヘンリー8世」、「王妃を次々と替えたで有名なヘンリー8世」、
……様々なイメージの中に存在する“確かに実在した、ひとりの男”。
本作の中でも、読む者に様々な感情を呼び起こさせた彼が、遂に終わりの時を迎えます。
その人生の意味を、判定するのは誰なのか。
これは、いつの世も共通する“如何にして生きるか”の物語です。
歴史ファンはもちろん、今を懸命に生きるすべての読者に捧げます。ぜひご注目ください!!