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連載作品・作家

あらすじ

エリザベス1世を女王にした男。『あさひなぐ』こざき亜衣が描く宮廷ドラマ!!

 

時は1533年、イングランド。
衣装担当宮内官である父に連れられ、12歳のウィリアム・セシルは初めて城へ登ることに。
しかしそこに君臨していたのは、暴虐な絶対君主・ヘンリー8世だった。
夢見ていた宮廷との差に落ち込んだ少年はその夜、王妃アン・ブーリンと出会い、彼女のお腹の中の子……
未来の“王”に仕えることを誓うが――

 

“俺がエリザベス様をこの国の女王にします”
『あさひなぐ』こざき亜衣が描く、新時代を築く本格歴史ロマン!!

 

登場人物紹介

ウィリアム・セシル

ジェントリ(地方地主)層の息子で、出世を夢見る12歳。
懐妊中の王妃・アンの産む子を“王”とし、仕えることを誓う。

リチャード・セシル

ウィリアムの父で、衣装担当宮内官として王室で働く。

アン・ブーリン

ヘンリー8世の二番目の妻であり、イングランド王妃。懐妊中。
前妻・キャサリンを追い出す形で結婚したため、城内に敵が多い…?

ヘンリー8世

テューダー朝第二代のイングランド王。前妻・キャサリンとの結婚を無効化するため、ローマ・カトリック教会と対立。王子の誕生を望む。

メグ

ウィリアムの妹その1。おしゃまさん。
ベスとともにリンカンシャー・スタンフォードで留守番中。

ベス

ウィリアムの妹その2。
おにいたまが大好き。

ラルフ

セシル家の使用人の息子。
ウィリアムの性格を一番よく知る人物。

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作家紹介

こざき亜衣

2007年『さよならジル様』でちばてつや賞一般部門大賞を受賞しデビュー。
2011年より「週刊スピリッツ」にて『あさひなぐ』を連載開始。
同作は2015年に第60回小学館漫画賞一般向け部門を受賞、2017年には舞台化・実写映画化もされた。
9年半、全34巻の連載を経て、2021年「オリジナル」で『セシルの女王』連載スタート。

作品紹介

誰もが、“王の死”を待つ世界で。

 

〈 書籍の内容 〉

1546年――

 

肥大化した身体と、亡き父と兄の幻影に苦しめられ、誰にも理解されぬ孤独と不安に喘ぐ国王、ヘンリー8世。

 

「王妃キャサリン・パーに不貞の疑いあり」

 

政権奪取を狙う保守派層は、そんな王の心に付け入ろうと、虚偽の注進に及ぶ。

 

王家の家族再生を叶えた、罪なきキャサリン・パーの運命は。

 

“来るべき日”に備え、自らを鼓舞する王子エドワードは。

 

そして、ある夜、王として生きる者の孤独を誰より理解する“二人”が抱えることとなった秘密とは――

 

歴史が音を立てて動く、激震の第8集!!

 

〈 編集者からのおすすめ情報 〉

かの有名なイングランド王・ヘンリー8世は名君か暴君か。

 

「世界史の教科書で知ったヘンリー8世」、「王妃を次々と替えたで有名なヘンリー8世」、

 

……様々なイメージの中に存在する“確かに実在した、ひとりの男”。

 

本作の中でも、読む者に様々な感情を呼び起こさせた彼が、遂に終わりの時を迎えます。

 

その人生の意味を、判定するのは誰なのか。

 

これは、いつの世も共通する“如何にして生きるか”の物語です。

 

歴史ファンはもちろん、今を懸命に生きるすべての読者に捧げます。ぜひご注目ください!!

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