ここは天使達が住む世界・ヘブン。
今日も天使達が、神と人間を繋ぐため奔走している。
そんな中、主人公・メロは天使鑑定で堕天使という結果が出てしまう。
しかし、メロの額には「神に仕える者の証」である刻印が記されたまま。
そこでメロは天使長の命により、人間を20人救うことに。
20人救えば、きっと天使に戻れるはず･･･
希望を胸に、メロが降り立った先には、「闇」を抱えた迷える人間達がいて･･･
この世界に「救い」はあるのか――
21歳の鬼才・浄土るるが描く圧倒的問題作、開幕。
メロ
天使。堕落しかけている。
主天使長
偉い。そして偉そう。
ケム
メロの同期。優等生で出世頭。
昭和14年9月、第二次世界大戦が勃発！
日本は独・伊と三国同盟を締結し、米英との対立を鮮明化していく。
彼の人の平和への思いは届かず、事態は悪化の一途をたどるばかり。
対米戦争は逃れられない運命なのかーー
昭和16年9月、第6回御前会議で彼の人は、ある行動に出る！
『哭きの竜』、『月下の棋士』など「天才」を描いてきた能條純一氏が描く「昭和」という激動の時代。
なぜ太平洋戦争は起こったのか。
能條氏は、本作品を描きながら、その答えを探してきました。
物語はついに真珠湾攻撃目前に。必読の第15集です！
