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第337回スピリッツ賞 受賞作発表!

週刊スピリッツ

2019.08.26

第337回スピリッツ賞 受賞作発表!


第337回スピリッツ賞に多数のご応募ありがとうございました。受賞作3作を発表いたします。


【奨励賞】賞金5万円
『ひだまりの家』浅川りか(東京都・25歳)

主人公・花宮ユキは児童養護施設「みどり園」で働いて3年目。児童養護施設では、色々な事情で親と暮らせない子供が生活している。「みどり園」では、子供五人と職員二人が生活しており、ユキはそこで子供たちの「お母さん代わり」になれていると思っていたのだが…!?

編集部より


テーマに対しての誠実さや、キャラクターの感情を深く描こうという意図を感じ、非常に好感が持てました。ただ、見せ場で文字が多くなっていて、会話劇のような印象を受けたので、次作は「画で魅せる」ことを意識して描いてみてください。


【努力賞】賞金1万円
『幼老戯画』吉丸丸希(愛知県・22歳)

日本の有名画家・藤田角栄は、同じ画風で描くことに違和感を感じ、次の展覧会に出す作品を描けないでいた。そんなとき、孫娘の華が角栄のもとにやってくる。華がお絵かきするのを見ていると、なんとも不思議な現象が起き、角栄は自らの画風を見つめ直して…。


【努力賞】賞金1万円
『ドキギャル』ねことま(愛知県・21歳)
主人公・大森こすもはデコレーションが大好きなギャルJK。ある雨の日、学校から帰ろうとすると、遮光器土偶という縄文時代の焼き物を使い、雨が止むようお祈りをしていた委員長にでくわす。こすもがその土偶を手に取るとあたりが光り出し、気づくとそこは⋮!?

編集部より


スピリッツ賞へのご応募、ありがとうございます。そして、受賞者の皆さんおめでとうございます。今回は受賞作が3本と少なく、佳作以上がでないという結果となりました。しかし、浅川りかさんの『ひだまりの家』は社会に向き合おうという意志があり、またテーマ、細部に対する誠実さを感じ、好感が持てました。ここから一歩進んで、どうやったら読者が興味を持ってくれるか、どうすれば最後まで興味を持って読んでもらえるか、エンタメ性を追及すれば、作品として一段上がれると思います。読者は沢山の作品に出会うので、少しでもピンとこないものは、すぐに読むのをやめてしまいます。気になって手に取ってしまう絵柄、飽きさせない展開、唯一無二の見せ場、そういった作品をお待ちしています!

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