2017.02.09
34歳の若さで急逝した漫画家・三隅健氏の作品展を東京で初開催!
2008年7月、「月刊IKKI」(現在は休刊)の第33回新人賞「イキマン」を受賞した、福岡県大牟田市出身の漫画家・三隅健氏の作品です。
受賞から5か月後の12月29日、彼は34歳の若さで急逝されました。
その直後、三隅氏の部屋から発見された膨大な数の漫画やイラストに心をつかまれた編集部が、本の形でそれらをしっかり世に送り出すべきと判断。ご家族の協力を得ながら、1年後の2010年1月、氏にとって最初で最後となるコミックス『ムルチ ~三隅健作品集~』(小学館IKKICOMIXrare)の発売に至りました。
それ以降、現在に至るまで、ご家族が健氏の作品を少しでも多くの方に知ってもらおうと、地元福岡を中心に、メディア取材を受けたり、作品展を開催したりと精力的に活動してきました。
そして2017年、ついに、ご家族の夢だった東京での初の個展が開かれることになりました。
「すごいバランスで生きてんのよ。ほんときせきだと思わない?」
若くして急逝した漫画家の34年間、命の軌跡
三隅健作品展「ムルチ」
2017年2月7日(火)~2月12日(日)
ギャラリーカフェスリー(東京・高円寺)
営業時間/15~22:00(初日&最終日は20:00まで)
開催中はコミックス『ムルチ』や、今回の展覧会用に有志で制作した三隅健氏の絵本『てんしのチロル』を会場限定で発売いたします。
※図版2点(制作中の絵本『天使のチロル』より)。
開催場所は、ご家族の希望で、健氏が上京時に暮らしていたゆかりの地、高円寺です。
この機会にぜひ、三隅健氏の「きせき」に触れてみてください。。
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ムルチ~三隅健作品集~ 三隅健
【初出:コミスン 2017.02.09】
IKKI,ムルチ,三隅健,個展