週刊スピリッツ
2014.12.27
【規格外新人】圧倒的歴史大作スタート!「月!スピ」新連載『辺獄のシュヴェスタ』の作者、竹良 実の受賞作『地の底の天上』を公開!【無料試し読み】
週刊スピリッツ
12月27日(土)発売の「月刊!スピリッツ」2月号から新連載の『辺獄のシュヴェスタ』。
「魔女狩り」が横行した16世紀の神聖ローマ帝国で、激流のごとき変革の刻を生きる少女・エラが、聖母を形どった拷問具「鋼鉄の処女(アイアンメイデン)」と共に辿る苛烈な運命を描く、サバイバル歴史大作です。
作者の竹良 実氏は、第265回スピリッツ賞で最高賞「スピリッツ賞」を受賞してデビューした期待の新人。受賞作『地の底の天上』は、中世後期を舞台にエングレーヴィングという銅版画に人生をかけた彫金師の物語が、読む者の胸を熱くさせる快作。
1年間のアシスタント活動を経て、同じくヨーロッパを舞台に、さらに大きなスケールで描かれる新連載『辺獄のシュヴェスタ』も期待できること間違いなし――!
ということで、竹良氏の新連載コメントと合わせて、読切『地の底の天上』全62ページをコミスンに一挙掲載! 「月刊!スピリッツ」本誌と合わせて、規格外新人の筆致をご堪能ください!!
『辺獄のシュヴェスタ』新連載・竹良 実氏コメント
――初めての連載、どんな気持ちですか?
緊張しています。
一年間準備してきて、登場人物達に愛着も湧いているので、きちんと活躍させてあげたいと思っています。
特に主人公のエラは、自分には無いような強さを持っているキャラクターなので、カッコよく描きたいです。
――舞台を16世紀ドイツの女子修道院にしたのはなぜですか?
私達が学校や会社に属して、その中で日々悩んだり勝負したりするように、集団の中で毎日を戦っている主人公を描こうと思い、修道院という舞台を選びました。
16世紀ドイツにしたのは、宗教改革や活字の普及などで、考えを持つ人々がそれを表現しはじめる時代という印象を受けたからです。いろんな考えがぶつかり合うところを描きたかったので、そこに決めました。
あと、出身が青森なので、寒いところにしようと思っていました。
――読者の皆様に一言どうぞ!
スピリッツ賞の受賞作でありがたい反応を頂いたので、早くまた読者の皆様にお会いしたいと思っていました。連載が始まり嬉しいです。
読むとなんだか強気になれる! そんな漫画にしていきたいです。よろしくお願いします!
第265回スピリッツ賞 最高賞「スピリッツ賞」受賞作『地の底の天上』一挙掲載
この作品のコミスンでの公開は終了しました。スピリッツ公式サイト「SPI-NET」で『辺獄のシュヴェスタ』第1話試し読みを公開中です!!(>>『辺獄のシュヴェスタ』作品詳細ページ)
「月刊!スピリッツ」2015年2月号発売中!
関連リンク
『辺獄のシュヴェスタ』作品詳細ページ
スピリッツ公式「スピネット」
【初出:コミスン 2014.12.27】
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