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書店員さんが作る「俺の棚」!『僕はコーヒーがのめない』編 #俺の棚_コーヒー

週刊スピリッツ

2014.12.24

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「この漫画、俺なら、私なら、こんな漫画と一緒にオススメする!」
「この漫画が好きな人はきっとコレも好きなはず!」
日々店頭でそんなことを考えながら棚を作っている書店員の皆さんが併読漫画を選ぶ――
"俺の棚"を妄想してもらいました!!





今回テーマにするマンガはビッグコミック スピリッツ連載作『僕はコーヒーがのめない』(原作・福田幸江 作画・吉城モカ 監修・川島良彰(コーヒーハンター))。





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スターバックスでも1杯2000円のコーヒーが登場するなど、高級豆に注目が集まり始めたコーヒーの世界。そんななかで新コーヒープロジェクトを立ち上げようとする加賀谷と、コーヒーが飲めないのにプロジェクトメンバーに選ばれた花山が、超高級コーヒー「スペシャルティコーヒー」の世界に挑む! コーヒーの話はもちろん、新プロジェクトを進めるビジネスマンガとしての魅力も。



そして、このタイトルで棚をつくってくれるのは紀伊國屋書店新宿南口店の小原紀世果さん。今回は「コーヒー」という題材から食を切り口にした棚ですが、ターゲット層を絞っての棚づくりになっています!






紀伊國屋書店新宿南店:

東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タカシマヤタイムズスクエア

10:00~20:30(年中無休)http://www.kinokuniya.co.jp/








■もっと女性に食マンガを!






いくつもの食マンガが話題になっている昨今ですが、食マンガの多くは青年誌の掲載作。そのため、意外と避けている女性読者も多いんです。実際、私自身もこの仕事に就くまではほとんど読んだことがありませんでした......。ですが、店頭に立っていて感じるのは、そうした女性読者のイメージとは反対に、青年誌でも女性が読める作品が増えているということ。テーマ作品の『僕はコーヒーがのめない』もそのひとつで、コーヒーという身近なものが題材ということもあり、男女問わず読める一作だと思います。そこで今回は、女性にも読んで欲しい青年誌連載作から、特に食にまつわるマンガを選んで棚をつくりました。(小原さん)





『いぶり暮らし』(大島千春/徳間書店・WEBコミックぜにょん)



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[あらすじ]

同棲3年目、20代半ばのカップルの週に1度の"燻製生活"を描く。くんたま(燻製たまご)からロースハム、干物など、一手間かかる燻製メニューが毎回テーマに。作り方や食べる場面だけでなく、燻されるのを待つ2人の時間の贅沢さがポイント。

[選書ポイント]

食べることはあっても自分で作ることはなかなかない燻製を、とても身近に感じることが出来る作品。燻製の豆知識も盛りだくさんなので、読むと誰かに話したくなります。主役がカップルなのも女性読者には親しみやすいはず。







『夜の珈琲』(左東武之/スクウェア・エニックス・ガンガンONLINE)



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[あらすじ]

片田舎の駅の近くにある、コーヒーしか出さない喫茶店「夜」。天然気味のマスターとクールなウェイターの2人のイケメンが、お客さんひとりひとりに合わせたコーヒーで悩みを解きほぐしていく......。

[選書ポイント]

イケメン2人が営む田舎の喫茶店が舞台という、設定だけでも女性にオススメな作品。読み切り形式になっているので、どの話からでも読めて手に取りやすいと思います。ちなみに『僕はコーヒーがのめない』にも登場する「スペシャルティコーヒー」、この作品の中でも扱われています。







『あさめしまえ』(北駒生/講談社・BE・LOVE)



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[あらすじ]

街の人々にとっておきの朝ごはんを提供する朝食専門食堂・アサメシマエ。少年時代、この店の朝食に救われた日高元は、店主の訃報をきっかけにアサメシマエを継ぐことを決意する。迷える人、苦しむ人に活力を与える朝ごはんマンガ。ちなみに第1話は卵黄の醤油漬け!

[選書ポイント]

女性マンガ誌の連載作なので今回の棚のテーマとは逆になるのですが、男性にも読みやすい女性向け食マンガです。一緒に展開することで、男性・女性を相互に取り込める棚に。朝ごはんは元気の源。そんなことを改めて感じさせてくれる心温まる食マンガです。







『くーねるまるた』(高尾じんぐ/小学館・ビッグコミック スピリッツ)



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[あらすじ]

ポルトガルからやってきた、天真爛漫&純真無垢の食いしん坊・マルタの食生活を描くショートストーリー。貧乏暮らしゆえに食材も切り詰めて切り詰めて......のレシピでありながら、バカリャウのコロッケやサワークリームディップなどグルメな逸品が並ぶのも魅力!

[選書ポイント]

食いしん坊のマルタさん。でもただの食いしん坊ではありません。マルタさんのレシピには感心させられることばかり。レシピ本としても読めてしまうので、今晩のおかずの参考にできるマンガです!







『鹿楓堂よついろ日和』(清水ユウ/新潮社・ゴーゴーバンチ)



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[あらすじ]

イケメン揃いの喫茶でも、こちらは甘味をメインにした和風喫茶が舞台。和服姿のイケメンたちが提供する絶品メニューと「ホッとできるひととき」がやってくるお客さんの心を解きほぐしていく......。食べ物だけでなく、空間としての喫茶の良さを味わえる食マンガ。

[選書ポイント]

コーヒーはもちろん、たくさんの甘味も登場する作品で、思わず食べたくなってしまう場面がしばしば。コーヒーを印象的に使っている作品で、同じコーヒーがテーマでも作品によって違いが生まれるというのが感じられます。








すでにブームを超えて定番ジャンルになっている食マンガですが、いわれてみると確かにその多くは男性向け雑誌での連載作。「読んで・知って・食べてみて」と、男女問わず楽しめるジャンルなので、これを機にぜひ女性の皆さんにも手にとっていただきたいですね!




そして、今回テーマになった『僕はコーヒーがのめない』の吉城モカ先生からはこんな描き下ろしイラストをいただきました!





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食を題材にした今回の"俺の棚"。ちなみに同じテーマであれば、担当ライターの一押しは『ホクサイと飯』(鈴木小波/角川書店・増刊サムライエース)。続編の『ホクサイと飯さえあれば』もヤングマガジンサードで連載中です。皆さんも「『僕はコーヒーがのめない』でこんな棚をつくりたい!」というアイデアが浮かんだら「#俺の棚_コーヒー」のハッシュタグと一緒にTwitterに投稿してみてください!






書店員の皆様へ

今回の企画で吉城モカ先生が描き下ろしたイラストを使用したPOP台紙を、
書店さん向けサイト「コミックえもん!オンライン」にて配布しております。
ぜひダウンロードして『僕はコーヒーがのめない』の展開用にお使いください。
POP台紙ダウンロードはこちらから








「俺の棚」バックナンバー






(テキスト:小林 聖)

今すぐ無料で試し読み!
僕はコーヒーがのめない 1 福田幸江/吉城モカ/川島良彰
僕はコーヒーがのめない 2 福田幸江/吉城モカ/川島良彰

関連リンク
『僕はコーヒーがのめない』作品詳細
スピリッツ公式「スピネット」


【初出:コミスン 2014.12.24】

スピリッツ,俺の棚,僕はコーヒーがのめない,吉城モカ,川島良彰,福田幸江,連載
ABJ 10401002

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