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週刊スピリッツ

2020.06.10

東京バレエ団×『ダンス・ダンス・ダンスール』コラボ動画制作!

週刊スピリッツ

公演再開に向けて備えるダンサーたちの「今」をPVに!

コロナ禍の影響で公演が全て中止という状況下、再び舞台に立つ日に向け、ダンサー達はトレーニングを欠かさず続けています。今回、東京バレエ団の皆さんに練習風景をリモート撮影していただき、特別なPVを制作。ジョージ朝倉が描くバレエ漫画『ダンス・ダンス・ダンスール』とのコラボ動画として公開いたしました。

東京バレエ団 コメント

 東京バレエ団は、コロナ禍により予定されていた公演の延期、中止に加え、ダンサーたちは約1ヶ月半の間、満足に稽古をすることもできませんでした。同様に苦しい想いをされている舞台関係者の方々、芸術に触れる機会が断たれ、心の癒しを求めている大勢の方がいらっしゃいます。この期間、舞台芸術に関わる私達は、映像配信やSNSを通じてお客様や世間との関わりをかろうじて保ってきました。

 今回は、東京バレエ団、附属の東京バレエ学校が作品のモデルにもなった「ダンス・ダンス・ダンスール」とのコラボレーションに15名の若手ダンサーたちが出演させていただきました。バレエという終わりのない芸術に挑戦する主人公たちと同様、この状況の中でも希望をもって未来に進んでいくダンサーたちの映像が、何かを皆さまの心にお贈りすることができますようにと願っております。

生方隆之介(PV出演ダンサー代表) コメント

 この自粛期間、僕たちダンサーはいつ稽古が再開しても良いように、自宅でできる筋力トレーニングやストレッチなど、自分ができる精一杯のことをして身体を維持してきました。

ずっと家の中にいると、塞ぎ込んだ気持ちになりがちです。ただ、これだけ長期間の休みをとれるというのはこれまでにないことだったので、僕は自分を見つめ直す時間にあてていました。自宅でトレーニングをする以外は敢えてバレエから離れ、これまで読めなかった本を読んでみたり、これまでの自分を振り返りつつ、未来の自分像を改めて考えることができたのは、とても貴重な経験になったと思っていす。

★コラボ動画はこちらから:https://youtu.be/_1BNE-RM_Ek

東京バレエ団

1964年創立。国内公演をはじめ、パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座、ボリショイ劇場などでの海外公演も多く実施。

ジョージ朝倉

1995年「パンキー・ケーキ・ジャンキー」にてデビュー。代表作に、映像化もされた『恋文日和』『ピースオブケイク』『溺れるナイフ』。2015年から「週刊ビッグコミックスピリッツ」でバレエ漫画『ダンス・ダンス・ダンスール』を連載中。