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ビッグオリジナル

2025/08/29発売

セシルの女王 第9集

こざき亜衣

ヘンリー8世、最後の王妃。

 

〈 書籍の内容 〉

1547年。
先王ヘンリー8世が逝去し、幼年王エドワード6世が9歳にして即位。
権力の在処が毎秒蠢く中、未亡人となった王妃キャサリン・パーは時の権力者【サマセット公爵】エドワード・シーモアの弟、トマス・シーモアと秘密裏に式を挙げる。

 

35歳、4度目の結婚にして、初めて愛する人と結ばれたパーは、義娘であるエリザベスを引き取り、共に暮らすことになるが……

 

一方、セシルは初めて訪れた戦場・スコットランドで、運命が急転する事態に巻き込まれる――

 

果たしてこの世界に、“ユートピア”は存在するのか。
愛と悲しみの第9集!

 

〈 編集者からのおすすめ情報 〉

物語を引っ張ってきたヘンリー8世が遂に退場し、いよいよヘンリー不在の時代が回り始めます。

 

ヘンリー8世と3人の子どもたちに家庭を作ってあげた偉大な“母”キャサリン・パー。
本作ともコラボしたミュージカル『SIX』や映画『ファイアーブランド』でも注目を集めた彼女が、35歳にして初めて愛する人と結婚し、子どもをもうけることに。

 

21世紀の日本と、16世紀のイングランド。
時代も場所もまったく異なる中、彼女の女性としての葛藤は、今を生きる我々の心にも響きます。
そして、本作のヒロイン・エリザベスは-ー

 

これは、如何にして生きるかの物語。引き続き、どうぞ見届けてください!