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ビッグオリジナル

2024/03/29発売

セシルの女王 第6集

こざき亜衣

6人目の王妃は誰だ――!?

 

〈 書籍の内容 〉

1542年、2月――
ロンドン塔のタワー・グリーン。
大人たちの都合で祭り上げられ、わずか17歳にして“5番目の王妃“となった少女が、ただ恋人を愛したばかりに裁かれ、数多の血を吸い込んだ断頭台に上ろうとしていた。

 

「私がお前のために祈ろう」
庶子であり、無力な7歳のエリザベスの言葉は、彼女の魂を救うのか。

 

それから半年後。
22歳になったウィリアム・セシルは、父王であるヘンリー8世の存命中に、エリザベスの王位継承権復活を目指す。

 

「あの王はいつも女で動く」

 

目的遂行のため、助言を得たセシルが目指したのは、“6番目の王妃”の擁立だった――!!

 

第二章“王妃交代劇編”クライマックス!!

 

〈 編集者からのおすすめ情報 〉

既刊続々重版&各著名人絶賛!!

 

イングランドの黄金期を築いた、テューダー朝第5代にして最後の大君主・エリザベス1世と、彼女を支えた忠臣の物語、待望の第6集。

 

キャサリン・オブ・アラゴン
アン・ブーリン
ジェーン・シーモア
アン・オブ・クレーフェ
キャサリン・ハワード
……そして。

 

次々と交代になるヘンリー8世の王妃たち。
己の使命に、信念に、愛に命を燃やし生き抜いたその姿は、現代を生きる我々の胸を強く打ちます。

 

第6集では、第25話「ホワイトホールの三姉弟」から幕を開けた第2章“王妃交代劇編”が完結。
そしてまた、新しい幕が開きます。

 

史実をベースに緻密な感情描写を重ね、著者ならではの解釈で「まるで友人のように」当時の人々を描き出す本作、歴史ファンはもちろん、今を懸命に生きるすべての読者に捧げます。ぜひご注目ください!!