ビッグオリジナル
2022/07/29発売
セシルの女王 第2集
こざき亜衣
俺がエリザベス様をこの国の女王にします。
〈 書籍の内容 〉
1533年9月7日、イングランド。
王子出産を嘱望された王妃アン・ブーリンが産んだのは、エリザベスという名前の女児だった――
ローマ・カトリック教会に逆らってまで前王妃・キャサリンと離婚し跡継ぎを産ませるべくアンと再婚した国王ヘンリー8世は激怒し、キャサリンの一粒種であり、王位継承権をエリザベスに奪われたメアリは傷ついた心の行き場を探していた。
次第に追い詰められていくアン。
彼女を慕う少年、ウィリアム・セシルは、御簾越しにある誓いを立てる。
“俺がエリザベス様をこの国の女王にします”――
テューダー朝第5代にして最後の大君主・エリザベス1世と彼女を支えた忠臣の物語。
壮大な序章を終え、彼らの激動の人生がいよいよ始まる!!
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
第1集発売時、「最終ページで鳥肌が立った!」という感想がSNS上に溢れた本作。第2集ではいよいよ物語が本格的に動き始めます!!
誰もが一度は耳にしたことがあるエリザベス1世という稀代の女王は、如何にしてイングランドの黄金時代を築くに至ったのか――。
500年前の遠い異国の物語。
それなのに、まるで友達に起きたできごとのように、息遣いや血の温度を感じる。
前作『あさひなぐ』で今を生きる少女たちを描き、読者を魅了したこざき亜衣氏の真骨頂が、この物語でも存分に発揮されています。
歴史ファンも、歴史アレルギーのあなたも、等しく夢中にさせる。
新時代を築く大河ロマン、是非ご堪能ください!