ビッグオリジナル
2022/02/28発売
卑弥呼 -真説・邪馬台国伝- 第9集
作/リチャード・ウー 画/中村真理子
倭国を統べる者は誰か。日見子がふたり!?
〈 書籍の内容 〉
倭国全土の大乱を終わらせるため、トメ将軍とミマアキを本土である豊秋津島へ送ったヤノハ。
そこでは“レイキ"と呼ばれる疫病が蔓延。
その被害は海を渡り筑紫島へと上陸、瞬く間に倭国全土へと拡がろうとしていた!
日見子の座を捨てナツハとともに逃亡を決意したヤノハは、出雲の神官・事代主に筑紫島を譲り、倭国の未来を託そうと考える。
医術を極める事代主と遂に対面を果たし、疫病の対処法を授かるが、同時に、自身に関する衝撃的お告げを受け――!?
一方、古のサヌ王の名の下、武力による倭国統一を目論む日下国を訪れたトメ将軍とミマアキ。
疫病により無人と化した日下の都で出会ったのは“もう一人の日見子"だった――!?
兵法を駆使し駆けのぼる“偽りの女王"。
真説・邪馬台国クロニクル、最新第9集が登場!!
〈 編集者からのおすすめ情報 〉〉
神秘の力を持った本物の「日見子」を殺してしまったことで、「偽物の女王」として生きる覚悟を決めた本作の主人公・ヤノハ。
この全く新しい卑弥呼は呪術ではなく兵法を駆使し、敵味方や時に読者の皆様さえ欺きながら、権謀術数渦巻く古代日本を逞しく生き延びていきます。
舞台を筑紫島だけでなく、本土・豊秋津島まで広げた第9集では、卑弥呼=日見子であるヤノハ個人のドラマと、倭国全土に跨がる熾烈な国盗り合戦が交錯。
次々と目の離せない展開が相次いでいきます。
読めば唸ること必至の真・邪馬台国物語。
ますますスケールの大きくなる本作に是非ご注目ください!!