週刊スピリッツ
2021/11/30発売
プラタナスの実 第4集
東元俊哉
〈 書籍の内容 〉
我々医師は、常に「最悪の状態」を想定しなければいけない――
小児外科医の兄・英樹と共に、父の小児病院で本格的に働き始めた真心。
患者への応対はもちろん、根本的な“医師としての哲学"も正反対な英樹の姿に戸惑う真心。
そんな中、真心がこの病院で働くきっかけにもなった小児白血病の患者・ともりんが病院を抜け出す事件が発生。
彼女を巡り、鈴懸家の確執も、大きく動き始める――。
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
患者への“心のケア"も医師の重要な仕事だと考える真心。
病を治すことだけに、医師は専念するべきだと考える英樹。
今集では、ともりんを通じて、この二人の“医師としての哲学"がぶつかり合います。
患者を助けたい--その気持ちは同じだからこそ、激しくぶつかる二人の姿、そして、より浮き彫りになっていく鈴懸家の母を巡る過去・確執が描かれています。
ぜひ注目してください。