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ビッグオリジナル

2021/07/30発売

卑弥呼 -真説・邪馬台国伝- 第7集

作/リチャード・ウー 画/中村真理子

〈 書籍の内容 〉

ヤノハに政(まつりごと)の才を見出され、「昼の王」となることを命じられたミマアキ。

 

古(いにしえ)のサヌ王に仕えた一族の末裔・クラトは、そんな最愛の友・ミマアキの器量を見抜き、暗殺を決意する。

 

一方、ヤノハは暈(クマ)をのぞく筑紫島(ツクシノシマ)の主だった王らに日見子(ヒミコ)として擁立されるが――

 

倭国全土の大乱を終わらせるためには、本土である豊秋津島(トヨアキツシマ)の国々とも和議を結ばなくてはならないことに思い至る。

 

計略を巡らし、倭国の王として着実に地位を固めていくヤノハ。

 

宿願はあと少しで実現するかに見えたが、彼女の足下を根底から覆す陰謀が着々と進行――

 

雷鳴とどろく夜、それは起こる――!!

 

兵法を駆使し駆けのぼる“偽りの女王"。
謀略が交錯する邪馬台国クロニクル、待望の最新刊!!

 

〈 編集者からのおすすめ情報 〉〉

神秘の力を持った本物の「卑弥呼」を殺してしまったことで、「偽物の女王」として生きる覚悟を決めた本作の主人公・ヤノハ。

 

この全く新しい卑弥呼は呪術ではなく兵法を駆使し、敵味方や時に読者の皆様さえ欺きながら、権謀術数渦巻く古代日本を逞しく生き延びていきます。

 

第7集では筑紫島の均衡を保つことに成功したヤノハが、遂に本土・豊秋津島へ乗り出します。

 

しかしその一方で纏わりつく怨念が、彼女を引きずり下ろそうと蠢き……

 

知略と知略が激突し、怨念と陰謀が跋扈する。
大乱の倭国を舞台とした壮大なドラマ――

 

読めば唸ること必至の真・邪馬台国物語、是非ご注目ください!!