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週刊スピリッツ

2021/01/12発売

チ。ー地球の運動についてー 第2集

魚豊

〈 書籍の内容 〉

地動説を生き延びさせるために、神童ラファウが自ら命を絶ってから10年が経った。代闘士として殺人を繰り返す超ネガティブ思考の青年・オクジーは、同僚の超ポジティブ思考の男・グラスに「絶対の信頼がおける『希望』を見つけた」と告げられる。そしてグラスが取り出したのは、「火星」の観測記録だった――
あらかじめ絶望しておけばそれ以下の悲しみも苦しみもない。ならばこの世界に絶望しておくのが正解なんだろうか? いや、そんなことはない。 まったく違う。その理由はこの漫画に描いてある。

〈 編集者からのおすすめ情報 〉

第1集に寄せていただいた岩明均さんのコメントを全文掲載します。これでわかるかと思います。

まぎれもない才能を感じる。作者は思慮深い、親切な"案内人"に違いあるまい。そして「歴史」という、すでに答えの出ているはずの世界。なのだけど、あれ・・・・・・? 読者(われわれ)は一体どこに、連れていかれてしまうのかな?