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やわスピ・その他

2020/10/23発売

恋する母たち 第7集

柴門ふみ

〈 書籍の内容 〉

家族か、仕事か、恋か――ついに決断の時! 迷い、つまずきながら、3人の母たちが決めた道は・・・!?

柴門ふみ、最新作にして代表作

名門中学に通わせる息子はいずれも出来が悪くて落第目前。
そんな息子たちをきっかけに出会ったのは、夫が不倫相手と失踪しシングルマザーで息子を育てる・杏、不倫夫に悩むセレブ妻・まり、専業主夫を持つキャリア妻・優子。
互いの距離を少しずつ縮めながら交錯する三様の人生は、いよいよ大きな決断のときへ。

不倫相手と失踪した夫とまさかの再会、同居することになった杏はやりきれない思いを抱えもがく日々、全てを失って仕事に生きる優子に訪れた思いがけない再会、丸太郎との絆を願ったまりの思惑は想定外の方向へ!?
三人の恋はそれぞれの終着点へと動き出す。

家族と仕事、そして恋。
背負い守るものがあるからこその決断は、ゆるぎなく重たいもの。
自分にとっての「居場所」「心の在処」とはいったいどこなのか・・・
人生に惑い、とまどうからこその“アラフォーのよろめき"には、どこかきっと共感してしまうはず。

戸惑い、揺らぎ、大切なものを失った母たちが選ぶ道人生は――

〈 編集者からのおすすめ情報 〉

『東京ラブストーリー』『あすなろ白書』などで一世を風靡した恋愛マンガの名手・柴門ふみが10年かけて温め、描いたのはリアルな「大人の恋」。
言葉が届かない夫へのモヤモヤ、必死で育ててきたわが子の反抗期・・・・「こんなはずじゃなかった」と、落胆し、あきらめ、期待を失った母が落ちる「恋」。
“私らしい生き方"を思い出させてくれた「よろめき」から、家族のかけがえのなさ、仕事の大切さを思い出す・・・そんなリアルは少し切なくて、大きな勇気になる。等身大のアラフォーの生き様こそが「恋する母たち」なのです。