〈 書籍の内容 〉
いくえみ綾が描く「その後」の日常。
十川善十、とある札幌のバーで働くバーテンダー。
北海道を襲った大地震の後、日常を取り戻すべく仕事に励む善十と一葉。
しかしバーテンダーの先輩・汐を巻き込んだ謎の事態が続く。
その歪んだ欲望を投げつけてきた人物は…
僕らの日常はいとも容易く壊されてしまう…そして…!?
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
現在、『非日常という日常』を歩まざるをえない我々にとって、いくえみ先生が描く北海道地震後の札幌の姿、飲食店で働く人々の仕事への葛藤は沁み入るものがあります。
そしてその中で描かれる確かな愛情が、また深く沁みます。