前監督に逃げられ、進むべき道を見失いかけた
私立高校・木登学園(きとがくえん)のサッカー部。
ヨハン・クライフを熱烈に崇拝し
「醜く勝つより美しく散りましょう」とか口にしてしまう
アナーキーな新監督・雨宮さんは、
少しずつではあるがチーム改革に着手し
いよいよチーム内での紅白戦の日を迎える。
監督が両チームに出した唯一の指示は
「自分達がボールを持ったら
守備のことは一切忘れてください。
その結果、失点しても構いません」という
なんとも極端なもので…!?
高2の秋、生まれ変わろうとしている新チームに
文字通りのカオスが生み出されようとしている!