週刊スピリッツ
2015/04/30発売
白暮のクロニクル 第5集
ゆうきまさみ
舞台は閉じ込められた山奥の館。
“曰くつき"のオキナガ療養施設―――光明苑。
オキナガの哀しき自殺。襲いかかる嵐。
現れた、12年に一度の殺人「羊殺し」の重要人物。
そして動く、あかりと魁と三角関係!?
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不老不死の謎めく種族「オキナガ」。
全国に10万人ほど存在し、厚生労働省の管理下にある。
88歳にして少年のような風貌のオキナガ・雪村 魁と、
オキナガを管轄する厚労省“夜間衛生管理課"の新米公務員・伏木あかりの迷コンビ。
とあることから魁と大喧嘩になってしまったあかりは、
研修のため一週間長野の山奥にあるオキナガ療養施設・光明苑へ。
そこは、生活に貧窮したり問題行動を起こしたりしたオキナガが
収容される場所。
中には、特に集団行動に適さないオキナガを収容する“隔離棟"も……
魁が追い続ける連続殺人「羊殺し」に深く関係する、謎の眠れる美少年。
光明苑を襲う嵐、閉じ込められるあかりと魁。
これまであかりも知らなかった、オキナガの“本当の絶望"―――
そしてあかりの大学時代の先輩も現れ、あかりと魁の関係も進展が…!?
光明苑。魁の過去とも関係するここは、
絶望が影をひそめる、オキナガ達の楽園。そこで一体何が―――
過去・現在・そして"永遠の未来"が絡み合い生み出される謎。
ゆうきまさみ極上ミステリー第5集!