トップ  >  第364回スピリッツ賞 受賞作発表! ( 2021/12/06 )
週刊スピリッツ

2021.12.06

第364回スピリッツ賞 受賞作発表!

週刊スピリッツ

第364回スピリッツ賞に多数のご応募ありがとうございました。佳作×1本 努力賞×2本 センス輝きあふれる3本が受賞

 

【佳作】賞金10万円 TOP賞 ボーナス10万円+スピリッツ新人王ノミネート!

『さよならゆでたまご』西川陽菜(広島県・19歳)

宇宙の「間引き」候補に選ばれた地球に派遣されたNo.300。地球の価値の最終判断のため、高校に潜入した彼女は自らの使命“地球の爆破”を宣言。「アピールするなら今のうちです。」と締めくくった自己紹介によって“やばい奴”認定された彼女はクラスで浮いてしまう。そんな折、同じくクラスで孤立する女生徒に声をかけられ──?

編集部より

メインキャラクター2人の関係性がとにかく素晴らしかったです! 社会のどこにも居場所がなく、変に大人びた態度を取る北山。そんな彼女の顔を綻ばせる宇宙人・No.300の素直で愛嬌のあるリアクション。地球爆破の計画に際して行われる2人のやりとりにはずっと見ていたくなるような魅力がありました。次回作でもかけがえのないキャラクターを生み出してください。とても楽しみにしております。

 

【努力賞】賞金3万円

『CINDELLELA∞』吉井隆悟(滋賀県・23歳)

両親を失い愛に飢える少女・エラはいじわるな義母と義姉達の元で下働き。しかし、「納豆のように粘り強く」が信条の彼女は執拗ないびりや罵倒をものともしません。“イケメンの王子様と結婚する”という夢を叶えるために日々を耐え抜く中、彼女の首のアザが謎の反応を起こし──!?

編集部より

作品を通して「読者を驚かせたい」という強い意志が感じられ、とても良かったです。尖った作品だからこそ、読者にとっての分かりやすさを意識出来るとなお良いかも知れません。

【努力賞】賞金3万円

『賽の目転裏』山田理人(長野県・34歳)

口車に乗せられ一文無しとなった男の前に「賭け金不要」を謳う賭場“転裏”の店主・賽目天理が現れる。より良い人生への手助けをするというその店、たった一つの『約束』は「必ず金を持ってこの店を出ること」。男は人生逆転を賭け、丁半賭博をするが…!?

編集部より

感情の乗った表情が描けており、緊張感がリアルに伝わる良作でした。次回作では一本調子にならないような展開を意識し、主人公を際立たせるための、魅力的な相手役を模索してみてください。

 

総評

マンガで最も重要なのは“魅力的なキャラクター”です。読切を描く際も、お話や筋を考えるという意識を捨て【この主人公はこんな状況にも、こう反応できるスゴい奴なんです!】と読者にプレゼンする意識を強く持ってみてください。わかりやすく言うと「ヤンキーの武勇伝」というのはすべてキャラクターエピソードです。あなたの作った魅力的なキャラを魚豊先生とスピリッツ編集部はお待ちしております!(スピリッツ賞担当デスク 茂木)

 

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