やわスピ・その他
2019/03/29発売
恋する母たち 第4集
柴門ふみ
〈 書籍の内容 〉
夫がいるのに、息子がいるのにーー
ときめいて、迷って、諦めて 大人の「恋」は楽じゃない 柴門ふみ、最新作にして代表作
名門中学に息子を通わせている三人の母たちの物語。
いずれの子供たちも出来が悪くて落第目前。
浮気相手と失踪した夫を待つ杏、 不倫夫に悩むセレブ妻・まり、 専業主夫を持つキャリア妻・優子 --
互いの距離を少しずつ縮めながら、三様の人生はやがて交錯し始める。
これまで築き上げてきた人生、暮らし、家族--
大切にすべき「尊さ」と、何か物足りない「虚しさ」。
アラフォーを過ぎたからこそ向き合える、 「妻」でも「母」でもない、「女」としての自分。
それぞれに満たされない思いを抱えた彼女たちに待ち受けていたのは、 予期せぬ出会い、そして別れ。
心の支えはやがて手放せない情愛に変わり、 ドキドキの時間は家族を守るための癒やしとなった。
そして、ストレートな好意は理性をも捨てさせて…!?
「不倫」という言葉では片づけられないアラフォー女性のよろめきに、共感の声が続々。
大事なものを守るために、パワーをくれるのが恋だった。
密やかでいて、激しい、柴門ワールドの新境地。
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
『東京ラブストーリー』『あすなろ白書』などで一世を風靡した恋愛マンガの名手・柴門ふみが描く「大人の恋」。
夫や子供そっちのけで恋に走る…という単純な図式ではなく、3人の主人公それぞれが妻として、母として、悩み、もがき、苦しみながら「恋」を人生のエネルギーにする様子に、どこかしら必ず共感してしまうはず。
これは、「不倫マンガ」ではなく、「女の生き方」の物語なのです。