トップ  >  ビッグコミック&ビッグコミックオリジナル 第14回青年漫画賞結果発表 ( 2026/04/03 )

2026.04.03

ビッグコミック&ビッグコミックオリジナル 第14回青年漫画賞結果発表

 

賞金総額233万円!
青年漫画の新時代はここから!新たな才能、続々現る!

ビッグコミック&ビッグコミックオリジナル第14回青年漫画賞結果発表!!

今回も数多くのご応募ありがとうございました。
編集部・審査員審査を経て、細野不二彦賞1作、編集長賞2作、入選1作、佳作1作、奨励賞1作と大充実の結果となりました!

細野不二彦賞│賞金100万円+掲載権
ビッグコミックオリジナル次号9号(4/20発売)に掲載予定!

『焼肉初陣、炎上注意』夕そがれ

ストーリー焼肉初挑戦のふたり。ドタバタを乗り越え絆が深まる青春友情譚。

 

細野不二彦氏評

 童貞少年の背伸びっぷりがほほえましい。動きの少ないはずの話をデフォルメ、ケレン味たっぷりに描けている。お札のくだりはもう二、三、ネタをころがしてからオトしてもよかったのでは?

編集部の声

 「半径50センチをおもしろく描けている」「絵とテンポが良い」「自由」「ノリが好き」「笑った」

 

ビッグコミック編集長賞│賞金50万円+掲載権
ビッグコミック12号(6/10発売)に掲載!

『もなか』いだ万

ストーリー「走馬灯を編集するサービス」がある世界。夫の走馬灯に自分の出番が少ないことに気付いた妻は!?

 

細野不二彦氏評

 地味な出だしから徐々に予想外の展開にもっていくストーリーにひきこまれた。思わず笑ってしまうシーン多々アリ。
エディターのおばさんのキャラも味がある。
次の作品が楽しみです。

編集部の声

 「シリアスとコメディ両面あって面白い」「人生がのっかっている作品で読後感が良い」「ウェットじゃないところが逆に伝わる」「緩急の付け方でもっと良くなる可能性」「ユーモアのある絵柄と作風」

 

ビッグコミックオリジナル編集長賞│賞金50万円+掲載権
ビッグコミックオリジナル7月増刊号(6/12発売)に掲載!

『まりばぁとメデューサ』ナオタロ

ストーリー絵を描くのが好きだけどメデューサが故に生き物が描けないメイディは絵画教室のまりばあと出会い…

 

細野不二彦氏評

 令和のおとぎ話といった作品。
 画力も演出力もプロに達してはいるが物語もキャラも表面的で意外性がない。

編集部の声

 「不覚にも…涙」「最後のカタルシスもすばらしい」「設定もキャラも演出もよい」「レベルが高い」「感動した」

 

入選│賞金20万円+掲載権
ビッグコミックオリジナル7月増刊号(6/12発売)に掲載!

『すべては拳から始まる』小森モコ

ストーリーある日突然、友人のあかねに殴られた。 当初は理由が全くわからなかったけれど…

 

細野不二彦氏評

 主人公二人の会話は軽妙で興味をそそられた。が、あかねの悩みは拍子抜け。
 クライマックスでどつきあうくらいならもっと掘りさげた心理描写がほしい。

編集部の声

 「セリフと表情がいい」「個性と伸びしろを感じる」「繊細な感情を描こうとしている」「ラストシーンに向けての流れが惜しい」

 

佳作│賞金10万円+掲載権
ビッコミにて配信公開中!

『Reunion ― 再会の銃声 ―』瀬古新 

ストーリー孤児から刑事になった青年・ケイは、麻薬組織の一員となった幼馴染・ダンと再会してしまい…!?

 

細野不二彦氏評

 骨格はあるが肉がない。
 二人のキャラクターの関係性を書き込んだエピソードがもっと必要。
 投稿者の年齢(17歳)にしては画も構成もよく出来ていると思うが…

編集部の声

 「アクションの描き方は相当うまい!」「ドラマの作り方と画力を伸ばせば期待できそう」「自身のかっこいいを持っている」「将来性を感じる」

 

奨励賞│賞金3万円

『MISSTEP』井奥裕太

ストーリー「わしの人生、どこで踏み間違えたんやろ…」免許返納必至、高齢男性による魂の大逆走劇!

 

細野不二彦氏評

 93ページの長尺のあげく夢オチはいただけない。
 このくらいの話なら過去・現在を交互に出さなくても……。
 画力は充分あります。

編集部の声

 「実力はある」「好かれる人間を描けるのかどうか」「題材に抵抗がある」

 

総 評

細野不二彦氏

 審査員賞の『焼肉初陣、炎上注意』は描写に若い人の感性がうまく乗っているし、絵にアクション的なメリハリがあって良かった。
 他の漫画を描いても上手く描けそうで、この作品以上のものが描けるポテンシャルがあると思い賞をあげることにしました。
 ビッグコミック編集長賞の『もなか』は完成度が高く漫画家としてのポテンシャルの高さも感じました。
 他の作品は若い描き手のためか、作品世界と人間観察において、掘り込みの浅さが作品全体をピリッとしたものに仕上げかねているように思います。
 自分の描きたいものプラス読者をアッといわそうという意思。
 これができてプロだと思います。

 

ビッグコミック 垣原英一郎編集長

 毎回沢山のご応募に感謝しつつワクワク読ませていただいてます。今回も作画はプロ級、即連載レベルの方がいらっしゃいましたが「言いたいことが明確」「時代の空気を上手く捉えている」「その上でのエンタメ力」を重視し審査させていただきました。次回もそんな力作をお待ちしてます!

 

ビッグコミックオリジナル 荻野克展編集長

 沢山のご応募ありがとうございます。今回は高校生・大学生からミドルエイジ層まで幅広い受賞となり、とても喜ばしく思います。いずれの作品も作風は違えど、人間の弱さや美しさをしっかりと見つめて、大切な「人間ドラマ」を描こうという姿勢が感じられました。次回作が楽しみです!

 


 

>>【第15回青年漫画賞は5月31日締切で応募スタート!】