トップ  >  第395回スピリッツ賞 結果発表! ( 2024/06/24 )
週刊スピリッツ

2024.06.24

第395回スピリッツ賞 結果発表!

週刊スピリッツ

デビューに一番近い新人賞!!

新鋭集う、スピ賞4月期! 奨励賞×1本、努力賞×3本受賞!!

 

【奨励賞】賞金10万円

『Mr. Blue Sky』細谷しゅうへい(東京都・24歳)

編集部より

爆破シーンの爽快感と迫力が輝いていました。好きなものや、届けたい感動をしっかり表現しきっており、読んでいて気持ちの良いストーリーです。特に兄のキャラクターに好感が持てて、純度が高く、真摯な気持ちが届きました。持ち味を生かした唯一性のある熱い物語を今後も期待しております。

 

【努力賞】賞金3万円

『マリアとガブリエル』ケンゴロー(大阪府・21歳)

編集部より

登場人物の緊迫や感動がしっかりと伝わる、表情の描き方が素晴らしかったです。熱量のあるシーンは特に画面の工夫が豊富で、過去エピソードにもしっかりと没入させられました。特に、読者のこころを摑むラストは非常に魅力的でした。

 

【努力賞】賞金3万円

『月の光り方』芝野ばいく(福島県・20歳)

編集部より

登場人物それぞれの立場が丁寧に描かれており、関係性の変化を面白く読ませていただきました。人物の間でぶつかり合い、読み手に強く伝わる台詞が印象的です。彼女たちの先を想像させることでラストの読み味が変わるように思いました。

 

【努力賞】賞金3万円

『油断しないでコロシヤちゃん』園生春馬(東京都・28歳)

編集部より

序盤の父親の即落ち2コマから、テンポ早めのボケとツッコミが秀逸でした。主人公達を取り巻く敵の形相が、お話の面白みを引き立たせていました。さらに絵で見せることを意識することで、読み手がよりスムーズにお話を楽しめそうです。

 

総 評

ある「巨匠」と呼ばれる先生に、「若い頃、自分の作品がなかなか評価されなかったり、あれこれダメ出しをされた時、どのように乗り越えてきたのか」を尋ねてみたことがあります。氏は「あくまで僕の場合は」と前置きしつつ、「自分にはそれしかできないと思っていたから、やれることはなんでもやってみた。今思えば遠回りも多かったけど、とにかく立ち止まらないことだけを考えた」と語ってくれました。受賞したあと、デビューしたあと、同じフィールドで競い合う相手となるのは、そういった歩みを続けてきた方々です。今は具体的にどうしていいかはわからなくとも「飛び込む気概」だけは負けない――そんな新人さんの作品を今後もお待ちしています。