トップ  >  百合ラップ・コミック『キャッチャー・イン・ザ・ライム』新連載記念企画(2) ELLE TERESA(エル・テレサ)インタビュー「私はラップでお金を稼ぎたいんです!」独占公開! ( 2017/07/31 )
週刊スピリッツ

2017.07.31

百合ラップ・コミック『キャッチャー・イン・ザ・ライム』新連載記念企画(2) ELLE TERESA(エル・テレサ)インタビュー「私はラップでお金を稼ぎたいんです!」独占公開!

週刊スピリッツ
連載開始直後から大反響の百合ラップ・コミック『キャッチャー・イン・ザ・ライム』。第2話が読める7月31日発売のスピリッツ35号では、ELLE TERESA(エル・テレサ)さんによる「フリースタイルバトル講座」が掲載されております!





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そこでコミスンでは、ELLE TERESAさんインタビューの"延長戦"を独占公開!『キャッチャー・イン・ザ・ライム』第2話&フリースタイルバトル講座とあわせてお楽しみください!





ELLE TERESA インタビュー"延長戦"
「私はラップでお金を稼ぎたいんです!」







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――ラップを始めて高校をやめたんですよね?




エル・テレサ(以下、エル)< みんなには結構「卒業しろ」と言われたんですけど、高校卒業して意味あんのかなって。そんな保険いらないと思ってやめました。けど、中卒って実際毎日が崖っぷちなんで、その分頑張らなきゃと思ってます。




――19歳でラップ一本でやってるのはかなり立派だと思います。




エル 私はヒップホップでお金を稼ぎたいんですよ。日本はヒップホップじゃお金稼げないみたいな感じになってますけど、海外はもっとラッパーがお金を持っているんですよね。韓国とかもすごいですし。もっと日本もリアルに国が音楽にお金出して欲しいですね。




――曲を聴かせてもらって、すごく新しいものを感じました。リリックはどういう時に生まれるんですか?




エル 私はリリックはそんなに難しく考えないです。近所に夜中までやってる店があるんですけど、毎晩iPhone片手に口ずさみながら書いてます。1時間くらいで書き終わることもあるし、書いても3時間とかですかね。




――難しく考えない......その上でリリックを書く時に、何か自分なりに意識することはありますか?




エル え~~どうなんだろ。まぁでも、女だからあれはダメみたいな感じに言われることが結構あるんです。たとえば私が「PUSSY」って曲を出すと、下品みたいな空気があるというか。海外のラッパーは女の子でもそれが普通で、別に何でも言っちゃうみたいな。それはまったく男と同じなんスタンスですよ。私もそういうスタンスっていうのはあるのかな。





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7月31日発売のスピリッツ35号では、「喧嘩しているわけでもないし、ディスんなくて良くない?」と語る、ELLE TERESAさんインタビューの"本編"が読めます!






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プロフィール






ELLE TERESA
1998年生。17歳の頃、地元の先輩に勧められ、ラッパーのキャリアをスタート。YouTubeに「Coca Cola」を公開してデビュー。現在までに『IGNORANT TAPE』『PINK TRAP』の2枚のミックステープをリリースしている。





(スピリッツ編集部/文:山田文大)

関連リンク
スピリッツ公式


【初出:コミスン 2017.07.31】

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