週刊スピリッツ
2014.12.22
宇仁田ゆみ原作・映画「スキマスキ」セクシーすぎる予告編&ポスター解禁!!
週刊スピリッツ
©2015 宇仁田ゆみ・小学館/「スキマスキ」製作委員会
隙間に猛烈な愛着を感じてしまう因果な癖を持つ大学生ヘイサクは隣家のカーテンの隙間から見える情景に夢中になっていた。そこのわずかな隙間からは可愛い(であろう)女の子の隙だらけの私生活が垣間見えていたのだ。しかしある日、ひょんなことからその彼女、文緒と友達になってしまう。罪悪感はあるものの誘惑に耐え切れず悶々とした日々を送るヘイサク。しかし、覗くものはまた覗かれるもの。ヘイサクもまた、窓の隙間から文緒に観察されていた。隙間から見ていた彼女&彼が現実で直面することになっていく...。
主演はNHK連続テレビ小説「花子とアン」の村岡郁弥役が記憶に新しい、劇団EXILEの町田啓太。隙間の先に興奮するという困った性癖を持つ大学生ヘイサクを魅力的に演じています。覗かれながらも実は覗かせている、という腹に一物抱えたヒロイン文緒を演じるのはブルーリボン賞受賞の女優、佐々木心音。大胆にその美貌のすべてを披露しながらも瑞々しく爽やかな演技で輝きを放ちます。他にもNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」など話題作への出演が続く中村映里子、ドラマ「GTO2」に出演し注目を集める八木将康(劇団EXILE)、映画・舞台等で幅広く活躍中の久住翠希など、期待の若手が脇を固めます。監督・脚本は「ソーローなんてくだらない」「うそつきパラドクス」「女の穴
など海外映画祭での人気も高い吉田浩太。原作の世界観を意識しつつも大胆な演出で彩り、隣家のカーテンの隙間から見える女性に恋した童貞男が、恋にエロスに人生に奔走・妄想・葛藤する全く新しい青春ラブコメディーです!
以下、監督・脚本の吉田浩太氏からコメントです!
「ヘイサクはなんといっても"バカ"が大事なキャラクターです。町田さんがどこまで"バカ"になれるかが、ヘイサクにとって(ひいてはこの映画にとって)の最重要課題だったと言えます。しかし町田さんは、そんな課題を、いとも簡単に軽々と越えてくれました。惜しげもなく自分のバカさを魅力たっぷりに演じてくれた町田さんに敬意を表します。
文緒は、明るく自由な魅力に溢れたキャラクターです。佐々木さんと初めてお会いしたときに、彼女から、何にも縛られていないとても明るい魅力を感じました。そして、佐々木さん自身が持っているその太陽のような魅力は、文緒の自由奔放なキャラクターそのものであるとも思いました。文緒という自由なキャラクターを等身大で演じた佐々木さん自身の魅力を、是非堪能してもらいたいです。
宇仁田ゆみ先生の作品の重要なテーマの一つとして"平等な個性"というテーマがあると思います。先生の作品は、個性的なキャラクターたちが比較されるのではなく、各々平等の存在として描かれています。それは「スキマスキ」に限らず宇仁田先生が描いてきた大きなテーマであると思いました。今回「スキマスキ」を映像化するに当たっては、そのテーマをいかに映像として表現するかを僕の中でも考えました。所謂"濃い"キャラクターが、突飛なことをするわけではなく等身大として画面の中に存在している、そのような映画を目指しました。
映像を通じて、ヘイサクが持っているスキマフェチという性癖も、フミオがはまっている盗撮という趣味も、どれも全て個性なのだということを感じてもらえれば嬉しいです」
映画「スキマスキ」は、2015年2月7日(土)よりシネマート六本木・心斎橋にて公開です!!
【映画「スキマスキ」データ】
出演:町田啓太 佐々木心音 中村映里子 八木将康 久住翠希 松野井雅 川籠石駿平 ほか
監督・脚本:吉田浩太/プロデューサー:木村俊樹/原作:宇仁田ゆみ「スキマスキ」(小学館「IKKICOMIX」刊)
製作:「スキマスキ」製作委員会/配給:AMGエンタテインメント
制作プロダクション:ステアウェイ「冷たい熱帯魚」「愛の渦」「麦子さんと」
©2015 宇仁田ゆみ・小学館/「スキマスキ」製作委員会 http://skima-suki.com
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スキマスキ 宇仁田ゆみ
関連リンク
映画「スキマスキ」公式HP
IKKI公式「イキパラ」
【初出:コミスン 2014.12.22】
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