トップ  >  第375回スピリッツ賞 受賞作発表! ( 2022/11/07 )
週刊スピリッツ

2022.11.07

第375回スピリッツ賞 受賞作発表!

週刊スピリッツ

毎月やってる!! デビューに一番近い新人賞!!

開始早々力作揃い! 第3回新人王8月期は瑞々しく輝く背俊譚がノミネート!

 

【佳作】TOP賞 賞金10万円 ボーナス10万円+スピリッツ新人王ノミネート!

『踊り子』元田可奈子 陶(埼玉県・33歳)

潰れた血豆も、タコも、硬くなった皮膚も。美しき踊り子の足が結ぶ、出会い。
挫折と希望の物語──

編集部より

青年誌らしい物語でとても良かったです。悩みを抱えた二人が出会う事によって、互いの人生に変化が起こる。というシンプルながら力強いドラマ作りが丁寧になされている上、結末も前向きなもので好印象でした。カメラワークも綺麗で読みやすかったです。

 

総 評

作者の考えた噓であるフィクションに、読者の心を動かす説得力を持たせるには、主人公の「内面的な対立」や「他者との対立」によって、登場人物や起きている出来事の「唯一性」を研ぎ澄ます必要があります。受賞作『踊り子』は「夢を追いかけたいのにできない」という内面的葛藤を抱えた主人公が「夢を叶えたのに悩んでいる大人」という自分とは対照的な立ち位置にいるキャラクターと出会ったことで起きた変化を描くことで「なるほど!」と腑に落ちる人間ドラマを描けていました。投稿者の皆さんも「対立」「唯一性」を強く意識してみてください。(スピリッツ賞担当デスク 茂木)