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【連載コラム】オリジナル40周年記念『オレとオリジナル』。第2回は村上もとかが登場!!

ビッグオリジナル

2014.05.21

今年、ビッグコミックオリジナルは創刊40周年。その40年を支えてきた作家の方々はもちろん、著名人読者の方々にビッグコミックオリジナルを語っていただく特別コラム! 第2回は『フイチン再見!』を連載中の村上もとか氏が登場!




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第2回【村上もとか氏】







《プロフィール》1951年6月3日生。東京都出身。1972年、少年ジャンプに『燃えて走れ』を連載して漫画家デビュー。1991年、ビッグコミックオリジナル誌上での『龍-RON-』連載開始を機に、主な活躍の場を青年誌に移す。『龍-RON』は15年にも及ぶ長期連載となる。その後『JIN-仁』の大ヒットを経て、2013年より『フイチン再見!』を連載開始。第15回手塚治虫文化賞漫画大賞など受賞歴多数。
写真:佐藤雄治





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漫画を描くことで、大人になった。自由になった。






漫画家デビューは1972年。オリジナル創刊の2年前。
「漫画を描くことが、大人になることだった」
淀みなく語るその表情には、今まさに、今の自分だから描ける漫画を描いているという表現者としての充実感に溢れている。
ビッグコミックオリジナルという舞台で。




──40年前、74年というと、23歳の村上青年にとってはどのような年だったんでしょうか。




村上 21歳に「少年ジャンプ」でデビューなんで、デビュー2年目。今考えると若いんですけど、当時ジャンプの中にいて21歳って決して若くないんですよ(笑)。10代でどんどんデビューして、そのまま連載に突っ走る方は結構いましたんで、逆に自分はもたもた、もう23歳なのにもたもたしてる......という焦りの中にいましたね。少年誌ですし、ジャンプという他誌とは違うノリが必要とされる雑誌で「どういう風に漫画を描いたら読者に面白いと思ってもらえるのか」も全然分からなくて。ちょうどそんな時代と重なりますね、オリジナルの創刊は。




──青年誌、オリジナルへの初登場はその約20年後、91年に『龍-RON-』でということになります。




村上 そういう焦りの時代の僕からは、ビッグやオリジナルという青年誌は、〝本当の〟プロ作家が新しい試みをしている場所に感じて、とてもとても自分には手が届かない雑誌だと思ってました。でもまさにオリジナル創刊前、僕が20歳ぐらいの頃に、『龍-RON-』のもともとのイメージっていうのはもうできてたんですよ。日本と中国を股に掛けて活躍する青年の話を描きたいな...って。ただそんなものを描ける、表現するのはまだまだ自分には早い。いつかそれをやるならば、ビッグコミックかオリジナルか、どちらかでチャンスがあれば、とは思ってた。




──当時から! そして興味深いことに、それからまた約20年後(2013年)に『フイチン再見!』の連載が始まります。




村上 あれ? 前半の20年間に比べて、後半の20年は随分体感速度が速いな(笑)。僕は漫画家として、年々自由度が高まっているような気がしてるんですね。作中で描いた通り、上田としこ先生の『フイチンさん』に憧れを抱いたのは幼い頃ですが、そういう自由度がないと、幼い頃に感じた漫画の衝撃っていうのを表現しても〝生煮え〟になる気がする。より自由になる、っていうことは、本当の意味で〝大人になる〟っていうことだと思うんですよ。僕なんかは〝漫画を描く〟っていうことで、心の中の自由を広げてきたし、それが大人になるということだった。多分オリジナルの読者の皆さんも僕と同じように漫画を見てきて、より読み手としての漫画の自由さが高まってるんじゃないかと思うんです。少年誌から、『龍-RON-』を経て、そういう今の自分が、そういう土壌で、生まれて初めて漫画を読んで感じたあの〝自由〟をテーマに『フイチン再見!』を描いている。これはとても幸せなことです。ようやく上田先生と会話ができるまで大人になった、と(笑)。





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好評連載中の『フイチン再見!』に登場する上田としこ先生。







日本にまだ、女の漫画家はいなかった。少女漫画のパイオニア・上田としこの人生を描く、女マンガ道!!






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『フイチン再見!』







日本と中国を舞台に、昭和を駆け抜けた男の青春を描いた大河ドラマの文庫版!!





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『龍-RON-』







■次号予告:第3回 小島功氏
<6/5(木)更新予定>





(担当:ビッグコミックオリジナル編集部)

関連リンク
ビッグコミックオリジナル公式


【初出:コミスン 2014.05.21】

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ABJ 10401002

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