トップ  >  第372回スピリッツ賞 受賞作発表! ( 2022/08/08 )
週刊スピリッツ

2022.08.08

第372回スピリッツ賞 受賞作発表!

週刊スピリッツ

毎月やってる!! デビューに一番近い新人賞!!

第2回新人王ノミネート、ラスト1枠!5月期を制したのは眩しく輝く友情譚!

 

【佳作】TOP賞 賞金10万円 ボーナス10万円+スピリッツ新人王ノミネート!

『BARK』みくろ 陶(東京都・26歳)

本気で歌う、一人と一人。防音壁を越えて共鳴するカラオケルームの青春──

編集部より

描かれている感情が瑞々しく、表情も多彩で秀逸でした。登場人物達の葛藤や凄み、そして何より理解者に出会えた喜びが他人事ではなく感じられました。また、二人の出会いを魅力的に描きながら、作中最大の決断は主人公の意思によってのみ行われていた事も素晴らしかったです。

 

【奨励賞】賞金5万円

『見送り人』海田雲野(京都府・22歳)

志願者の自死を見送ってくれる、慈善的な誰か。その正体は…!?

編集部より

作品が時代性を帯びていてとても良かったです。また、自死という題材を扱いながら、ハッピーエンドで終わったのも好印象でした。

 

【奨励賞】賞金5万円

『始まりの日常』(東京都・25歳)

妻を失った父親と、母を失った息子。すれ違う親子の再生の物語。

編集部より

同じ喪失を抱えていたはずの父子のすれ違いが効果的に演出されており、良かったです。次作では読者を驚かせるような展開作りを意識出来るとより良いかと思います。

 

総評

受賞作はどれも、違う価値観を持った人との出会いを通して主人公の感情の変化を描けていました。次の段階としては、主人公の「変わらない魅力」について考えてみてください。『アイアンマン』(2008)のトニー・スタークは、自分の作った武器が人々を苦しめていたことを知り、反省し価値観を変えますが、ラストシーンまで目立ちたがり屋でナルシストであるという性格は変わりません。そしてそれが魅力的であるがゆえに、観客は続編も追いかけ続けます。今後 連載作家を目指す上で、主人公に「一般的には欠点とされる性格的魅力」をつけられているかを強く意識してみてください。
(スピリッツ賞担当デスク 茂木)

 

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