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ゆうきまさみ氏『白暮のクロニクル』10年ぶり新作!単行本刊行記念インタビュー!!

月刊!スピリッツ

2014.01.29

「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載開始時より大ヒット中の『白暮のクロニクル』。

本作はなんと、ゆうきまさみ先生の10年ぶり(!)の新連載でありまして......。

単行本第1集発売にあたり、現在のゆうき先生の心境を担当編集がインタビューいたしました!








(Q)主人公である伏木あかりと雪村魁は、ゆうき先生にとってどのようなキャラクターですか?




(A)キャラクターはいつも作者の分身ですから、きっと僕の中にある何かが具現化しているのだと思いますが、今回はそれが何なのか、まだよく分かりません。現在のところ「技の雪村、力の伏木」という感じでして、魁があまり図書館から動かず頭脳労働型なのは、仕事場に閉じこもりっぱなしの作者の現実の反映であり、あかりがあちこち走り回って、魁に外からの刺激を与える役回りなのは、作者の願望やあこがれが表出しているのかもしれません。


そうやって考えると、キャラクターポジションはいつもと変わらないですね(笑)。ただ、小柄男子と大柄女子の組み合わせはずっとやってみたかったので、こうして形にできたのは嬉しいです。伏木あかりのキャラデザインは、「大柄、ショートカットで太眉毛」と、全くの好みで作ったのですが、等身と骨柄が今まで描いてきたキャラクター達と若干違うので、執筆時は少し苦労しています。




(Q)竹之内や久保園、実藤など、本作には「大人なキャラクター」も多々登場します。こういったキャラクターは、描いていていかがでしょう?




(A)大人キャラを描くのは大好きなので、楽しんで描いています。大人キャラは過去の厚みがあるので、いろいろ想像しながら描けるところが面白いんです。




(Q)本作、描いていらっしゃるご自身の手応えはいかがですか?




(A)正直言ってまだよく分かりません。単行本が出て読者が喜んでくれたら、その時に初めて手応えを感じるんじゃないかと思います。これはいつものことでして、僕はパッシブな漫画家なので、ほとんどの場合、読者の反応次第なところがあります。もちろん「喜んでもらえるだろう」という期待は持って執筆しますけど、「これは面白い!」という自信と、「ほんとに面白いんだろうか?」という疑問の間で揺れ動いています。





(Q)本作を描くにあたり、自分の中の「どの成分」を出して描いていますか?




(A)「歴史好き」「ミステリ好き」成分かと思います。あとほんの少しある「エログロ嗜好」でしょうか。まだそれほど表に出てきていませんが、題材が題材だけにエロティシズムにも挑戦できたらなあと思っています。




(Q)『白暮のクロニクル』は作家・ゆうきまさみにとって(もしくは、ゆうきまさみファンにとって)どのような作品に位置づけられると思いますか?




(A)新境地! これしかないと思いますし、そうしなければいけないと思っています。








ゆうき先生、ありがとうございました!




最後に、カラーピンナップのボツ案イラストを皆様にプレゼント!!




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『白暮のクロニクル』第1集、ぜひ「ゆうきまさみの新境地!」をご堪能ください。






『白暮のクロニクル』第1集  1月30日発売!!




(担当編集:山内菜緒子 井上翼)







【初出:コミスン 2014.01.29】

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ABJ 10401002

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