トップ  >  「トイレ」でOKが出た!? 小学館ビル・ラクガキ大会 ( 2013/10/17 )

2013.10.17

「トイレ」でOKが出た!? 小学館ビル・ラクガキ大会

この夏、漫画家さんが集結し、多数のお客さんが訪れ、ありとあらゆるメディアに取り上げられ、大イベントへと昇華した「ありがとう!小学館ビル ラクガキ大会」! そもそも、これってどんなきっかけで始まったの?? 前代未聞の「イタズラ」に挑んだその舞台裏の一端を第3者の立場から紹介しちゃいます!
小学館ビル落書き外観・使用   まず発端は、「小学館ビルの建て替えがあまり知られていない」と感じていた「コミスン」ライターの平岩氏が、「壊す前に何かイベントとかできませんか?」と編集者に提案したこと。 とはいえ、ビルの解体工事まで時間もなく、社外に向けたイベントを行うには準備期間が足りません。そこで浮上してきたのが漫画家による「ラクガキ大会」。 その直後にあった、スピリッツ編集部の引越し。その時に編集部の柱に描いた「ラクガキ」を編集部員がTwitterにUPしたところ、漫画家からも「描きたい!」と上々の反応があったことで、「ラクガキ大会」実現への機運が高まります。 その気になったら善は急げ! ......てことで、(お食事中の方は失礼)トイレで社長室の人と偶然、横並びになった「コミスン」スタッフの水野氏が、「これはチャンス! 聞いてみよう!」と思い立ち、相談。 すると意外や意外、見事ゴーサインを勝ちとったのでした。 TV各社のニュース、ワイドショー、大手新聞各紙で取り上げられるなど、大盛り上がり行事となったイベントのきっかけは、ちょっとした思いつきからだったんですね! その衝動が、あれよあれよという間に大きくなり、あの壮大なラクガキ大会となったわけでございます。 もちろん、あれほどまでに大規模な行事となったのは、多くの方々の緻密な努力と汗の結晶なしにはありえないのですが、たまには「情熱のおもむくままに突き進む」っていうノリも大事なのかもしれませんね! (文:遠山敦子)

【初出:コミスン 2013.10.17】

小学館ラクガキ