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第350回スピリッツ賞 受賞作発表!

週刊スピリッツ

2020.10.17

第350回スピリッツ賞に多数のご応募ありがとうございました。受賞作7作を発表いたします。

【佳作】賞金10万円

『蝮(まむし)の子』小島有賀(千葉県・21歳)

高校生の幸一は子供の頃、実父から虐待を受けていた。そのことから、優しい義父に対して違和感を持っている。ある時たまたま、工事現場で働いている実父に遭遇し、虐待されていた頃の記憶が蘇ってきて…

編集部より

感情の機微が描けており、気持ちの伝わるセリフが多々あり、心を動かす力のある漫画でした。しかし、まだまだ拙さの残る部分もありました。小道具(時計)の使い方や、展開の仕方など、工夫の余地はまだあります。これから多くの作品を描き続けていってください。

【奨励賞】賞金5万円

『寄空航』藤原一絵(東京都・19歳)

大学で漫画サークルに入っている主人公。願ったものを出す「奇空航」と、それに振り回される男の話を描いているのだが、登場人物たちは現実世界の人物たちで…!?

編集部より

キャラクターの感情とその変化を細かく描こうとする姿勢が見え、最後まで飽きることなく読めました。ただあと少し、アイデアがエンターテインメントであると尚良いです。読者をより楽しませる展開の工夫をしてみてください。

『人の形』好野カナタ(東京都・33歳)

感情の起伏が激しく、昔から少しおかしなところのある不気味な母。そんな母から離れたいと思っている高校生・理子。ある日、家に縛り付けたい母が癇癪を起こすのだが、気づいたら母はケロリとしている。そして母の脇には気味の悪い人形が…

編集部より

迫力のある絵と展開に引っ張られ、最後まで止まることなく面白く読めました。しかし、キャラクターの感情を描き切れていないようにも感じました。次回作では、場面ごとにキャラクターがどのような感情になるのか、深堀りしてみてください。

『悪魔が邪魔する』近藤龍樹(東京都・19歳)

ある時から周りに悪魔が住み着いた女子高生・イチコ。イチコは、他の先生に怒られても何も動じない保健室の町子先生をうらやましく思っている。しかし、気晴らしで行ったバッティングセンターで偶然、町子先生と遭遇し現実を知る…!?

編集部より

既視感のない、独特の雰囲気がある作品で好感が持てました。ただ、演出の面で少し淡々としているように感じました。自分の「好き」で読者を魅了するためにはどのように工夫すればよいか考えてみてください。

『ひねくれガール山田さん』吉田モナカ(東京都・21歳)

「良い人」として生きている高校生・水野 蒼。それとは対照的に、自分の意見を主張する山田さん。ある日、水野は山田さんに「君は冷たい人間だ。都合の良いだけの存在になるぞ。」と言われる。その言葉を反芻する水野は、初めてクラスメイトの頼みを断るのだが!?

編集部より

基本会話劇ではありましたが、この後どうなるのだろうかという期待感で読めました。ただ、キャラクターの心情が摑みにくかったです。もう一歩突き抜けるために、キャラクターの抱く気持ちをもっと丁寧に描いてみてください。

【努力賞】賞金1万円

『刀と歩む』流出 航(広島県・26歳)

子供の頃見た日本刀が忘れられなくて、男性社会の刀鍛冶の世界に入った高原杏凪。しかし思い描いていたようにはうまくいかず、工房に行かなくなってしまう。そんな時、バイト先の居酒屋に師匠がやってきて……

『誰が為に月は照る』浅木翔太郎(千葉県・21歳)

江戸時代、城代家老が首を吊って亡くなったことで、甥の義保が家老に就いた。しかし義保は、毎晩宴会を催すだけ。その様子を見た人々は、先代を殺したのは義保では? と疑う。すると義保は、3日以内に真相を突き止められなければ切腹する、と約束する!?

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