どんなに時代が変わっても人に大切なものは、人情と意地だぜ。
主人公は大工の若棟梁・茂次。大火で実家の工務店「大留」が焼け、両親を亡くした茂次は、父・留造の「どんなに時代が変わっても人に大切なものは、人情と意地だぜ」という言葉を胸に大留再建を誓う。そこに、火事で行き場のなくなった福祉施設の子供達、身寄りのないお手伝いのりつが転がり込んできて…!? ひげもじゃ若棟梁の崖っぷち人生劇場はじまりはじまり。第17回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞作。
登場人物紹介
茂次(しげじ)
大留の若棟梁。26歳。有名大学建築学科卒のエリートらしいが!?
りつ
家事手伝いのため大留に雇われた茂次の幼なじみ。20歳。
さくら、うめ、菊二、あっちゃん、又吉
火事で行き場を失った福祉施設の子供達。