突如現れた15歳の天才女子高生小説家! 彼女は世界を変えるのか!?
とある文芸編集部の新人賞宛に送りつけられた、直筆の投稿原稿。編集部員の花井は、応募条件を満たさず、ゴミ箱に捨てられていたその原稿を偶然見つける。封を開けると、これまで出会ったことのない革新的な内容の小説であった。作者の名は、鮎喰響。連絡先は書いていない・・・
登場人物紹介
鮎喰響
高校二年生の文学少女。自分の感覚に正直で、人間関係は常にギクシャク。文芸誌「木蓮」から小説家デビューし、芥川賞・直木賞W受賞。
椿 涼太郎
高校二年。幼い頃から響を見守ってきた。響の保護者のような存在?
花井ふみ
出版社・小論社の文芸編集部に勤務する入社3年目の女性編集者。響の担当。
祖父江凛夏
響が入部した文芸部の部長(三年)。父親は日本を代表する小説家・祖父江秋人。響と同じく「木蓮」から小説家デビュー。
関口花代子
文芸部の同級生。ライトノベルが好きだが、正直文才は無い。
津久井
一ツ橋テレビのプロデューサー。アイドル作家を作り、それをきっかけにアニメ界を変えようと考えている。