話題映画のコミカライズ!映画とも小説とも異なるパラレルな結末を見届けよ!
もしも、売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?
しかも、その顔を”キャラクター“化して漫画を描いて売れてしまったとしたら?
未熟な漫画家が出会った、美しき異常者。
相まみえるはずのない二人が出会ったとき、おぞましい連続殺人事件へと発展する--
菅田将暉とFukase(SEKAI NO OWARI)主演で話題の映画が月刊スピリッツ!にて3号連続で短期集中連載コミカライズ!
映画とは異なる、漫画版オリジナルの結末を見届けよ!
【原作小説】小学館文庫より発売中!
>>著者長崎尚志氏コメント
登場人物紹介
●山城圭吾(やましろ・けいご)
画力はあるが、お人好し。その性格ゆえにキャラの強い悪役を描くことが出来ず万年アシスタント生活をおくる漫画家。
偶然、自分だけが見てしまった一家殺人事件の犯人を基に殺人鬼の主人公「ダガー」を生み出し、サスペンス漫画『 34 (さんじゅうし)』を描き始める。
●両角(もろずみ)
住宅街で発生した一家殺人事件の真犯人。神出鬼没な上、犯行の目的や身元など、全てが謎に包まれている。
殺人のやり口にある種のこだわりを 持つ 異常者。『 34 (さんじゅうし) 』を連載する山城の前に突然現れる。
●清田俊介(せいだ・しゅんすけ)
神奈川県警察本部捜査第一課巡査部長。人との距離を縮めることに長け、事情聴取や取調べには天性の才能を見せる。直感が鋭い反面、やや暴走する気がある。一家四人が殺害された殺人事件が、山城の描いた『34 (さんじゅうし )』の内容に酷似している事に気が付く。
●夏美 (なつみ)
山城と同棲中の彼女。持ち前のやさしさで応援し、漫画家として鳴かず飛ばずの山城を陰で支える良き理解者。