イスラエルの諜報機関で一級の女性エージェントとして知られるサラ・ストームがシリアでパレスチナ武力同盟に捕獲される。武力同盟情報部のカーリッド部長は彼女を、イスラエル側に捕らえられた捕虜との交換要員に使おうと考える。交換相手に選ばれたのは、女性テロリストとして知られたガブリエレ・クロッフェ・ティーデマン。そんな中、ダマスカス入りしたゴルゴは武力同盟に逮捕されるが、カーリッド部長から、ガブリエレの狙撃の依頼を受ける。ヨルダン川に架かる橋の上で行われる捕虜交換の場に出てきた標的を狙うゴルゴ、だが撃ち抜かれた標的はカーリッド部長の指定とは違っていた。