第198話
SPコミックス第60巻
シンプソン走路
脚本協力工藤かずや
発表年1983
オーストラリアでアボリジナル解放戦線による独立紛争が勃発した。リーダーは空軍所属のコリアー・マスグレープ少尉だった。一方、コリアーの兄で、アボリジナル省統括次官のバンゲールは、武力衝突による犠牲者を出したくないという思いから、コリアー殺害をゴルゴに依頼。弟の処断と引き換えに、反乱兵士たちの罪を不問に付すという条件を首相に了承させた。しかし空軍司令官の暴走により、すでにアボリジナル壊滅を目的とする特殊部隊がシンプソン砂漠に向かっていた。バンゲールはガンで余命3か月の体を押して現地に急行、コリアーに最後の説得を行う。
標的 | アボリジナル解放戦線指揮官 コリアー・マスグレープ少尉 | |
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依頼人 | アボリジナル省統括次官 バンゲール・マスグレープ | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 推定700メートル | |
射撃数 | 16発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | オーストラリア・シンプソン砂漠 | |
見所 | 次々と襲ってくるアボリジナルの投げるブーメランを、ジープで移動しながら撃ち落としていく。「近距離でなら近代兵器のウラをかける、恐るべき武器だ………」と、ブーメランについて一言。 |