第197話
SPコミックス第62巻
GO UP(遡行)
脚本協力北鏡太
発表年1983
パレスチナの大物テロリスト、ナイフ・マームードの抹殺をイスラエルのモサドから依頼されたゴルゴだったが、スイスとフランスで標的を目の前にしながら、狙撃を実行しない。いらだったモサドの諜報員が任務遂行を急かすと、ゴルゴはいずれも標的は別人だったと主張し、契約の一時停止を申し出てきた。「マームードの過去をもう1度洗い直せ」というゴルゴの言葉をもとに、モサドが調査を開始すると、マームードの犯行とみられる過激テロはだんだんサイクルが早くなっているにもかかわらず、どの事件でも彼自身の姿は確認できなかった。そして、意外な事実が明らかになる。
標的 | パレスチナのテロリスト ナイフ・マームード | |
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依頼人 | イスラエルのモサド部長 | |
報酬 | 契約停止につき必要経費のみ | |
射程 | ─ | |
射撃数 | 0発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | スイス・ツェルマット/フランス・パリ | |
見所 | ゴルゴが中途で仕事を降りるのは第61話『アクシデンタル』以来。必要経費を差し引いて返金するゴルゴに、依頼人も「契約外のムダな行動はとらないが、信用は重んじる………素晴しいビジネス感覚だよ」と納得。 |