第190話
SPコミックス第56巻
複合標的群(マルティプル・ターゲッツ)
脚本協力岩沢克
発表年1982
一般市民を置き去りにしてアメリカに逃亡した元ベトナム政府高官8人の暗殺が、貧民有志たちのカンパによって計画された。その裏で犯罪組織“潮州幣”は、暗殺リストに敵対する麻薬密売組織と手を組むゴー・クイ将軍を加えようと企んでいた。しかし、長老たちの元締め、ナム・フン老の意見で大統領府長官直属だったレイ・ガム・フーが追加された結果、人選のやり直しでゴー・クイは外された。それを知った彼らは、ゴルゴとの会見に向かう依頼人代表の女性スーを拉致。銃撃されたショックで失語症になったことに付け込み、無理矢理リストに加えようとするが……。
標的 | 元国警長官 グエン・フン・チェンら元ベトナム政府要人8人 | |
---|---|---|
依頼人 | ベトナム貧民有志代表 スー | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 不明 | |
射撃数 | 推定11発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | アメリカ・ニューヨークほか | |
見所 | 第107話『行方不明のH氏』で、ゴルゴは読唇術屋を雇っていたが、ここでは読唇術をマスターしている。必要なスキルは会得する、ゴルゴは向上心の塊なのだ。 |