訓練飛行中に墜落事故で死亡したパイロットのマイクル。しかし、それは事故ではなく陰謀だった。彼の操縦していた練習機は、素行不良を理由に曲技飛行チーム復帰を断られたことを逆恨みした元同僚のパーカーが細工を施していたのだ。同僚の伍長からパーカーが怪しいと告げられたマイクルの母親メラニーは、その事実を事故調査委員会に告発しようとするが、証拠がない。麻薬常習者の彼を嘘発見器にかけても、心神喪失で無罪になるのは明らかだった。そこで彼女は確かな事実を確認してから殺してほしいと、ゴルゴに依頼した。