第167話
SPコミックス第52巻
クリスマス・24アワーズ
脚本協力K・元美津
発表年1980
クリスマスで賑わうホテルのバーで、1人静かに飲んでいたゴルゴは素早い身のこなしでスリを捕まえる。この現場を目撃したホテル探偵のドールは、ただ者ではないと睨んだ。彼女はゴルゴの部屋を調べるが、何も怪しい物は発見されなかった。にもかかわらず、疑念を晴らすことができない彼女は、ホテル内での“変なマネ”は命に代えても許せないときつく釘を刺した。翌朝、保釈中の犯罪組織幹部トミー・ナバロが、自分のホテルに宿泊していることを知ったドールは、ゴルゴが口封じのために組織から送り込まれた暗殺者だと直感する。その予感は当たったが、狙撃を遂行したゴルゴにドールは礼を言うことになる。
標的 | 犯罪組織幹部 トミー・ナバロ | |
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依頼人 | 某犯罪組織ボス ビッグ・アンディ | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 推定100メートル | |
射撃数 | 1発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | アメリカ・ミネソタ州 | |
見所 | ホテル探偵・ドールがゴルゴの言動を通して、“ただの男ではない”と確信を深めていく過程が見もの。一方、ゴルゴも邪魔なはずのドールをプロと認めて、彼女の行為を仕事として尊重するシーンも興味深い。 |