第154話 SPコミックス第47巻

暗黒海流

脚本協力北鏡太
発表年1980

太平洋戦争末期、“緑十字船”安房丸は、アメリカの要請により、米人捕虜のための救済品を運んでいた。大本営はそれを利用し、帰路に中国南方各地のスズや生ゴム、莫大な量のダイヤモンドや金、銀など、積み込めるだけの物資を積み込み、日本へ運び込もうと図った。しかし戦時下の混乱する情報の犠牲となり、1945年4月1日、米潜水艦の砲撃を受けた安房丸は海の底へと沈む。その安房丸が35年ぶりに引き上げられたが、総額50億ドル相当の財宝は影も形もなかった。財宝はどこに消えたのか……?

標的 元陸軍情報部大佐 木暮甚介
依頼人 内閣調査室室長 高村
報酬 20万ドル
射程 推定300メートル
射撃数 推定700発以上
SEX 0人
任務地 日本・東京
見所 標的と結託する陸幕二部別班の榊一佐を敵に回したことで、ゴルゴの指名手配写真が日本の交番の掲示板に貼りだされる。
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