第152話 SPコミックス第45巻

ヒューム卿最後の事件

脚本協力きむらはじめ
発表年1979

病床につき、余命3週間から1か月と宣告された元MI6局長ヒューム卿。彼は女王陛下への最後のご奉公として、英国及び西側諸国の平穏のため、IRAのテロ活動に加担している軍用犬供給基地の育種家兼トレーナー、ジョン・バグネル・ベリィと、ヨーロッパ狼の血を受け継いだ超能力犬、アルゴスの抹殺をゴルゴに依頼した。ゴルゴは夜陰に乗じて西ドイツ側国境から黒い気球で東ドイツ・チューリンゲンの森へと向かう。目の前でゴルゴに主人を殺されたアルゴスは、狼の群れを率いて襲ってくるが、無敵のスーパードッグにもたったひとつの弱点があった。

標的 ジョン・バグネル・ベリィ/軍用犬アルゴス
依頼人 ヒューム卿
報酬 6万ポンド
射程 推定3メートル/0メートル
射撃数 5発
SEX 0人
任務地 東ドイツ・チューリンゲンの森
見所 死にゆくヒューム卿が生命保険をゴルゴ名義にして仕事を依頼。“完全前金制”のルールから外れているが、ゴルゴは承諾。ヒューム卿とゴルゴの信頼関係を感じることができる作品。
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