第151話
SPコミックス第46巻
国王に死を
脚本協力北鏡太
発表年1979
革命で国王を追放したイラン新政府は、スイス銀行に対して、逃亡中のムハマド前国王の預金の引き渡しを要求してきた。預金は国王の私財ではなく、イラン国民の財産という理由からだった。一方、ムハマド国王も新政府の動きを警戒して、預金の一時引き出しを要求してくる。だが、頭取のペーターが、ムハマド財産の投機に失敗したため、引き出しは不可能になっていた。ペーターの父ドワイト会長は、この不祥事によるスイス銀行業界全体の崩壊を恐れ、断腸の思いでムハマド殺害をゴルゴに依頼する。そして、任務終了後、ドワイトは……。
標的 | 前イラン国王 ムハマド | |
---|---|---|
依頼人 | ドワイト・D・グリンヒル | |
報酬 | 30万スイスフラン | |
射程 | 推定500メートル | |
射撃数 | 1発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | モロッコ・タンジール | |
見所 | ゴルゴが金を預けているスイス銀行の頭取が登場。口座番号を変えていないというから、いろいろあったが基本的には頭取を信用していたのだろう。 |