第116話 SPコミックス第31巻

レイプ数え唄

脚本協力外浦吾郎
発表年1977

第二次大戦中、ナチスの強制収容所で、ある将校から強姦され続けていた14歳の少女オルガ・シュトラウス。戦後、忌まわしい出来事を忘れたい一心から、女性であることを捨てて、鬼のように働き通し、失明と引き換えに有り余るほどの財産を築き上げたが、元将校が現在も生きていることを知る。復讐の念に駆られたオルガはゴルゴに殺害を依頼する。しかし、彼女は容疑者3人を屋敷に招いた席上で、停電中に殺されてしまう。3人の中に元将校がいることを確信するゴルゴ。一方、自分が標的になったことを知った元将校も、ゴルゴを葬り去ろうと暗殺者を送り込んできた……。

標的 元ナチス将校
依頼人 ユダヤ人財産家 オルガ・シュトラウス
報酬 不明
射程 推定5メートル
射撃数 7発
SEX 0人
任務地 オーストリア・ウィーン
見所 まずタイトルが恐ろしい作品。任務を終えたゴルゴは依頼人オルガの屋敷の前に車を停め、屋敷を見つめてから立ち去る。何を考えていたのか? 強姦され人生を狂わされた彼女への哀悼か。
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