第102話
SPコミックス第28巻
ジギリジャ(死者の唄)
脚本協力外浦吾郎
発表年1976
伝統あるスペインの秩序を壊そうとする近代化派たちが、要人暗殺という手段に出てきた。暗殺者が送り込まれてから、すでに5人の犠牲者が出ていた。スペイン情報局から、最終手段としてこの暗殺者の殺害を依頼されたゴルゴは、犯人をおびき出すために要人を集めたパーティーを開かせる。限られた人間しか入り込めない空間に、巧みに忍び込み、証拠も残さず去っていく暗殺者。情報局の女性マリアとともにその正体をあばこうとするゴルゴだったが、犯人は意外にも……。
標的 | スペイン近代派に雇われた暗殺者 | |
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依頼人 | スペイン情報局 ガルシア | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 推定10メートル | |
射撃数 | 2発 | |
SEX | 1人(マリア) | |
任務地 | スペイン・グラナダ | |
見所 | 針が飛んでくる瞬間、ギターの音が不自然になったことに気がつき、暗殺者を見抜くゴルゴ。撃たれた暗殺者の「い、いい耳だ!いいギター弾きになれるのに……」という最期のセリフが哀しい。 |