第011話 SPコミックス第3巻

駅馬車の通った町

脚本協力小池一雄
発表年1969

ネバダ州トノバーから南東へ70キロほど行ったところにある寂れた町バレンネス。この小さな町では、保安官に恨みを持つダディとリッキーという悪漢の親子を中心に、手下のゴロツキ連中が好き放題に暴れまくっていた。そんな町で車が故障してしまったゴルゴは、翌朝にならなければやってこない列車を待つことになるが、この町の駅には二日に一便しか来ない。何も知らない町のリッキーとゴロツキは、よそ者のゴルゴの訪問を面白がり、ゴルゴをからかいはじめる。しかしゴルゴは無表情のまま、反抗するわけでも、住民を助けるわけでもなく翌日の列車が到着を待ち続けるが、そこにラジオから狙撃による暗殺事件のニュースが入る。

標的 西ドイツ通商産業視察団団長・ウゼッペ・ニール
依頼人 不明
報酬 不明
射程 不明
射撃数 推定20発
SEX 1人(娼婦モーリィ)
任務地 アメリカ・ラスベガス
見所 行きずりのゴルゴが見た町で起きる惨劇を描くのだが、ゴルゴはバーで開いたボトルを見つけ「そこにあるやつでいい」と飲む。未開封のボトルからしか飲まない習慣はまだ無かったのか、それともさっさと酔っ払いたかったのだろうか?
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